こんばんは。
今日は先ほど委員会が終わりました。
庁舎移転に対して、「再検討を求める」請願が出されていて、
そのことについて総合政策委員会として決議をあげました。
本当に暴走はいけませんね。
決議、暴走と言えば、昨日は予算委員会で、
新年度予算が可決し、その後、付帯決議が上がりました。
内容は、義務教育学校「武蔵浦和学園」についてです。
何しろ、みんなに愛されている沼影市民プールをなくして、
115学級、児童生徒数3600人という巨大規模校をつくる計画です。
決議の最後は
「当該地区への義務教育学校の整備にあたっては、
関連施設の今後のあり方を含め、その必要性やメリットを明確に示し、
地域住民の理解を得ることを強く求める」となっています。
沼影市民プールをなくさないでの署名は、
9000筆を超える勢いです。
パブコメでは218件もの反対意見。
文教委員会関係審査でも
総括質疑でも多くの会派がこの問題をとりあげました。
義務教育学校は、小中一貫した教育を行う学校で、
義務1年生から義務9年生までの学校。
武蔵浦和学園(仮称)は、大里小と内谷中の校舎と
沼影公園(市民プール)と沼影小の敷地を一体とした新校舎で成り立ちます。
義務1年から4年生までは、大里小と内谷中の校舎に通い、
義務5年から9年生は、新校舎に通うというものです。
予算委員会の文教委員会審査では、
「義務教育学校の学級数は18学級以上27学級 以下を標準とすると示されているのに、
この学園構想では、115学級」
「教育委員会は、過大規模校を解消するために
新たな学校をつくるのに、矛盾している」
教育委員会は、「5つのユニットに分けるから大丈夫」と答弁しましたが、
ユニットに分けても115学級には変わりはないですよね・・・
義務教育学校の適正規模については、
地域の実態、その他により弾力的な運用 を行っていいよと国は言っている。
特別な事情がある場合は良いのだとの主張でした。
特別な事情ってさいたま市が開発を行うときに
しっかりと公園や学校などをつくる計画をしてこなかったことに責任があるわけですから。
このことは南区の前市議のもりやさんはいつも言っていました。
委員会で、南区の金子あきよ市議は、
「武蔵浦和駅周辺地区の小中学校の現状と課題として、 学校の設置が必要となる見込みだが、
再開発の進む武蔵浦和駅周辺地区では用地取得が困難だから、
市有地の活用(市の持っている土地、つまり今回は沼影公園)にしたっていうが、
いったい誰がどういう形で決めたのか?」
と言う内容の質疑をしました。
教育委員会は、「こちらの敷地 は、形状が整形であることと、
周辺敷地の歩道等が確保される点で、ほかの候補地の敷地よりも優位だった」と。
なんか聴いていて、嫌になりましたね。
もう、楽な方法選んだよって言ってますよ。
もっと真剣に場所を探すべきですよ。
他会派の議員も
「もっと汗かかなきゃ。
民地を取得するために、
あちこち頭下げて廻らなきゃ」
みたいなことを言っていたのも耳に残りました。
教育長は子どものために学校が必要と言うけれど、
沼影市民プールを子どもたちがどんなに好きか分かってない。
子どもたちのためなら、
プールを残してください。
お願いします。
別の学校用地を探してください。
息子の特別支援学校時代、
私は夏休み、毎日のように沼影に通いました。
流れるプール、スライダー、夢中になって遊びました。
思い出の沼影市民プールをなくさないでください。