こんにちは。

 

6月議会も、7月2日閉会予定なので、

あと少しというところにきました。

 

いろいろな問題が出てきています。

 

ひとつは、生活保護不正支出についての問題

このことは、以前ブログに書きました。

信じられない裏切り行為 | 久保みきオフィシャルブログ「久保みきのひとりごと」Powered by Ameba (ameblo.jp)

 

今議会、私の所属する総合政策委員会(今年度は総合政策委員会の副委員長になりました)に

 

「生活保護業務における不適正事務処理に関する第3者委員会」を設置する議案がかけられました。

 

第3者による客観的、公正な検証をして、再発防止の提言を行うそうです。

 

この間、市の内部調査のプロジェクトチームが発足し、

中間報告書がとりまとめられました。

この報告をもとに第3者委員会を設置するというわけです。

 

その報告を保健福祉委員会との合同審査の場で受けましたが、

一番肝心な、なぜ?査察指導員(市の職員)がこのような不正行為を行ったか?

理由についてはまだわかっていないとのことでした。

 

また、生活保護を受けているお金を受け取った当事者と

この職員の意見に食い違いもみられているとのことです。

 

本当にどんな関係だったのか?

執拗に脅されていたのか?

ぐるになって不正を行っていたのか?

 

そこがわからなければ解決しません。

 

市は不正支出額1271万円すべてを職員に返還請求し、

職員は返還したそうです。

そして、職員は懲戒免職になりました。

 

前回のブログで私は、何があっても不正支出はいけないと

意見表明しましたが、

この職員一人のせいにして終わらせてはいけないと思います。

 

真の再発防止のためには、やはり、この行為に至った原因、理由がわからないとはじまらない。

 

それがわからないうちに第3者委員会を設置する?

 

しかも8月には提言をまとめたいとのこと。

 

ちょっと待ってよ、そんな簡単に終わらせて良いの?

 

そんな意見が私以外にもたくさん出ました。

 

総合政策委員会として、

この議案に対して付帯決議をつけることにしました。

 

 

昨日委員会で決議案を説明する私。

 

決議の内容は、

「事案の全容が明らかになったときには、

改めて第3者委員会を設置するなど、

二度とこのようなことがないように充分に検証することを強く求める」

というものです。

 

委員会で全会一致で決まりました。

 

よかったです。

 

あとは本会議にかけられ、そこで採択されたら、

正式に議会としての決議になります。