昨日の質問、

 

知的障がい特別支援学校について報告します。

 

私の悲願でもあり、

議員になったきっかけでもある問題です。

 

私の息子は、重度の知的障がいがあり、

特別支援学校に12年通いました。

(小学1年から高校3年まで)

 

今、息子は29歳です。

 

息子が特別支援学校に通っていたときから、

特別支援学校は重大な教室不足でした。

 

そして、教室不足はさらに深刻になっています。

もう、限界です。

 

4月21日、大宮北特別支援学校に行って参りました。

 

大宮北特別支援学校は、100人規模の学校ですが、

今年度児童生徒数が318人になりました。

 

授業拝見しました。

 

 

1階にあった子どもたちの大好きなプレイルームはなくなりました。

ショックです。

 

 

小学部の教室の隣に高等部の教室。

そのためトイレは一緒のトイレを使います。

 

小学生と高校生では、

発達が全く違います。

 

小学部の生徒はトイレ介助で、

先生が一緒に入ることがあります。

 

ですから、写真のような張り紙があるんです。

 

高等部の生徒に人権が守れない状況です。

 

 

PTAの方々も来てくださって、

懇談をしました。

 

貴重なお話をたくさん聞きました。

 

県は、高等部のみの設置方針で、2023 年度開校をめざし、新たに高校内分校 3 校設置予定です。

しかし、県内の特別支援学校に通学する子どもたちの人数は、小学部が増加しています。

今年度は112人も増加しました。

小中学部の特別支援学校の設置が急務です。

 

さいたま市は特別支援学級を100%設置しましたが、

教員の専門性の不十分さが原因となり、

さまざまな問題が起きました。

特別支援学校を設置すれば、特別支援学級の専門性を高めるための

センター的役目を示すことができ、特別支援教育の底上げができます。

 

さいたま市に義務教育の範囲、

小中学部の特別支援学校をつくってもらいたいのです。

 

 

教育長に懸命に訴えました。

 

教育長は、県の教育長と協議をした。

大きな一歩を踏み出したと理解してほしいと言いました。

 

なんども言いますが、

人口100万人以上の政令市の中で、

市立の知的障がい特別支援学校がないのは、

さいたま市だけです。

 

教育長、早く決断してほしいです!