こんばんは。

 

毎日、保護した子猫たちの世話に追われています。

 

まだミルクを飲んでいる子猫もいるので、

てんやわんやです。

 

けれど、それぞれ保護したいきさつにドラマがあり、

かけがえのない命をつなぐことができて、

私は本当に良い人生を送らせてもらえているなとつくづく思います。

 

かけがえのない命・・・

 

そんな命を懸命に守るため、

画期的な活動をしている自治会があります。

 

三橋4丁目自治会の避難行動要支援者への支援、避難計画の取り組みは、新聞にも大きく載りました。

 

11月9日、私はじかにお話を伺うことができました。

 

目からうろこ。

 

大感動。

 

やる気になれば、本気になれば、

こんなにできるんだ!

そう思いました。

 

東日本大震災の時、

被災地全体の死者数のうち、

65歳以上は約6割。

 

障がい者の死亡率は約2倍でした。

 

国は災害対策基本法を改正し、

避難行動要支援者名簿を活用した実効性のある避難ができるよう、

市町村と自治会などが協力し、要支援者ひとり一人に個別の避難計画を作成することとしました。

 

しかし、計画作成はハードルが高く、

さいたま市においては、全体の約1%しか作成できていません。

 

三橋4丁目自治会では、民生委員と協力し、

名簿のお宅にすべて訪問。

 

はじめはドアを開けてくれなかったり、

大変なご苦労があったようですが、

粘り強く、まさに、愛をもって接し、

その熱意で、画期的な個別計画を作成することができました。

 

要支援者に2人の支援者決め、

支援者はご近所の方です。

 

災害時に一番大切なのは、

「近助」と黒板に書き、

示してくださいました。

 

ひとり一人の状況に応じて、

避難場所、方法など考えます。

 

私が最も驚き、

感動したのは、

重い障がいのある方の避難について。

 

この方々に学校などの指定避難所に避難してなんて無理。

(市は、福祉避難所は2次避難所だから、まずは全ての方に学校のなどの指定避難所に避難することとしています。

それから避難が続くことになったら、福祉避難所に移動すると決めています)

 

そもそも指定避難所に避難できない障がい者がいることをいることを、

なぜ、わかってもらえないのか?

福祉避難所あり方については、私自身、警鐘を鳴らしていました。

 

三橋4丁目自治会では、

独自に特別養護老人ホームと提携し、

災害がおこり避難が必要となったら、

すぐに福祉避難所である特別養護老人ホームにお願いできるようにしています。

 

本当にすごいことです。

 

そのほか、2つの病院と提携。

 

ガソリンスタンドとも提携しています。

 

災害時に避難行動要支援者の生命と身体を守りたい。

その責務を果たしたいという、

愛と情熱にこの上ない感動を覚えました。