こんにちは。

 

さいたま市議会は、一般質問2日目でした。

 

私は今朝は西浦和駅に立ちまして、議会へ。

 

昨日は、一般質問に立ちました。

 

 

議場が耐震工事で使えないため、

今議会は臨時の議場、全員協議会室で行われています。

 

犯罪被害者支援の充実、障害者グループホームへの市の独自補助の実施を求め、

 

田島ヶ原サクラソウ自生地のサクラソウ絶滅危機について取り上げました。

 

サクラソウの質問は、東京新聞に載りました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201806/CK2018061202000147.html

 

とてもうれしかったです。

 

本当にサクラソウは危機的な状況です。

本気で保全に力を入れないと!

 

犯罪被害者支援については、

 

市は要綱をつくったものの、かなり不十分な内容です。

 

被害者の望んでいる、市独自の経済的支援や生活支援はありません。

 

そして、性犯罪についても要綱に特筆されることはありませんでした。

 

この間、市は、性犯罪被害者から相談を受けていたにもかかわらず、

特筆されなかったことは残念でなりません。

 

兵庫県明石市では、犯罪被害者から意見を聴くことを大事にして、条例の2回目の改正が行われました。

 

2回目の改正では、立替支援金を1ヶ月以上の重傷病被害者にも拡大し、

性犯罪被害者についても対象拡大という形で追加しました。

 

立替支援金とは、加害者に対する損害賠償請求権に係る

債務名義を取得した犯罪被害者から、請求権を取得することを条件として、

その金額を市が立て替えて支払うというものです。

 

裁判で確定しても加害者に支払い能力がなく、多くの被害者が賠償金を受け取れない。

 

泣き寝入りするしかないのか。

そんなおかしな話はない。

行政として支援していくべきだと盛り込まれた制度です。

 

性犯罪被害者に対しては、具体的な傷害がなくても精神的な被害があれば、

生活支援などで特段の配慮をする規定も盛り込まれています。

 

そもそも、さいたま市は条例制定せず、要綱にとどめたのも問題です。

 

要綱では義務を課したりすることはできません。

要綱には強制力がありません。

 

本気で支援するなら条例を制定していくべきです。

 

市長は、「まずは要綱をつくった。そのなかで実態をよくつかんで、

必要な条例については検討していきたい」と答弁しました。

 

条例制定においては、要綱策定に抜け落ちていた、

 

被害者の声を聴くこと。

 

そして、せめて明石市が初めに作った条例の内容、

 

遺族支援金、重傷病支援金、貸付金、家事援助、家賃補助は実施していただきたい。

 

そして、性犯罪被害についても必ず位置付けていただきたいと求めました。