こんばんは。
さいたま市議会は、今日も本会議が開かれ市政に対する一般質問が行われました。
一般な質問は、今日が最終日で、8日からは各常任委員会が開かれ、
付託議案の審査、そして議案外質問が行われる予定です。
以前からお伝えしておりますが、私は保健福祉委員会に所属しております。
今年度は副委員長を拝命いたしました。
保健福祉委員会では、おそらく11日が議案外質問になるでしょう。
議案外質問はその名の通り、議案以外の質問を自由にできるものです。
一問一答でできるので、より具体的に求めることもできます。
今回は、なんといっても、やらねばならぬことがあると思っています。
さいたま市見沼区在住の大矢誠被告。
猫、13頭を虐待。虐殺。
(9頭死亡、4頭重体)
そのやり方は、あまりにも残酷でした。
バーナーで火あぶりにし、熱湯をかける。
捕獲器にバクチクを投げ入れ、熱湯をかける。
猫の首を吊り、熱湯をかける。
何の罪もない猫をとらえ、異常な残酷行為をする。
本当にこれを書いていても、気分が悪くなり、平常心でいられなくなります。
しかもネットでその動画を公開し、また、その行為を称え、英雄扱いする「動物虐待愛好家」と称する人間がいるという事実。
おかしいです。ひどいです。許せないです。
大矢被告は、猫は害獣だから駆除したと述べたそうです。
愛護動物を駆除という表現も異常ですが、
駆除と残虐行為は違います。
本当に正気の人間がすることではない異常極まりない残虐行為です。
この被害にあった猫たちは、なんでこんな目に合わなければならなかったのでしょうか。
想像を絶すくらいの痛み、苦しみでしょう。どれだけ痛く、苦しく・・・
もう二度とこのような事件は起きてほしくないです。
猫の捕獲器を簡単に購入できないように規制をかけてほしいです。
そして今の法律ではあまりに弱い、器物損壊罪を下回るものとか。法改正で罰則強化すべきです。
そしてこの犯罪は、
殺人など人への犯行の前兆であることは、例えば、酒鬼薔薇聖斗事件を思い返してもわかること。
彼も初めは猫を虐待していました。
動物虐待は、子ども、お年寄りなど弱いものへの暴力へつながります。
この事件、ご承知のように、11月28日に初公判が行われました。
1年10ヶ月の求刑となりました。
弁護側が執行猶予を求めていて、12月12日に判決が出ます。
執行猶予が許されてはなりません。
大矢誠被告の初公判には、300人以上(400人とも)の傍聴希望者があらわれ抽選になったそうです。
実刑を求める署名は20万筆を超えて集まったと聞いています。
罪のない弱いもの、声の上がらないものへの虐待が許される世の中であってはなりません。
私は、この異常な虐殺犯が、さいたま市の人間であったことから、
この事件を絶対に看過してはならない。
このさいたまから、動物虐待は犯罪であると大きな声をあげる責務があると考え議会質問をする決意です。
二度と罪なき弱い生き物が、犠牲になりませんように・・・