こんばんは。

 

視察から戻り、毎日生活相談に追われております。

 

でも、わたしのもとに寄せられるのは氷山の一角かもしれない。

 

声も上げられず、誰にも相談できず、ひとり悩んでいる方がいるのではないかと思うといてもたってもいられません。

 

障害のある方のご家族、難病の方のご家族、ご高齢の方のご家族、ひきこもりの方のご家族・・・

 

ご家族からの相談が相次いでおります。

 

家族で抱えてしまって、見えない苦労は計り知れません。

 

もうだいぶ前になりますが、

 

ケアラー支援法案について話してくださった方がいらっしゃいました。

 

支える側への支援、必要だと思います。

 

家族と言っても実際は、奥様ひとりであったり、お母さまひとりであったり、息子さんひとりであったり。

 

先日、地元の公民館の文化祭では、59歳の軽度知的障害のお嬢さんがいらっしゃる80歳のお母さんからの相談が寄せられました。

 

小さな、小さな願いでした。

 

利用したいものがあっても、

 

こういう決まりだからダメ。

 

こうなっているから無理。

 

杓子定規でなく、制度がきめ細やかにその人に応じて機能することを切に望みます。

 

利用したい人がここにいるんですよ。

困っている人がいるんですよ。

 

どうしたら使えるかともに考えようではないですか。

 

昨日は、ALS( 筋萎縮性側索硬化症)の方が、議員控室にいらしてくださいました。

 

ALSは、、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン(運動神経細胞)が侵される病気で、

難病の一つに指定されています。

現在、日本に約8,300人前後の患者さんがいると言われています。

 

昔は、元気に商売もなさって、働いてらした。

 

まさか、ご自身が、このような病気になるとは、夢にも思わなかったことでしょう。

 

昨日は、大変貴重なお話をお聞きしました。

 

この国の支援はいかに不十分であるか、よくわかりました。

 

ここでも、やはり、65歳問題が浮上していました。

 

障害福祉から、介護保険に65歳で有無を言わさず移行される問題。

 

介護認定では、障害の部分はみきれません。

 

まして、難病となるとさらに違ってくるでしょう。

 

その人、その人、一人ひとりが望む支援を。本人の意思を尊重してほしいです。

 

Nothing about us without us