こんばんは。
この間、ちょっとした不具合で、ずっと投稿できず、ご心配をおかけしたようで、すみませんでした。
flower-estheticさん、コメントありがとうございます。
いろいろなことがありました。
12月議会も始まりました。
議会開会日から、問題が浮上、一部の議案が上程されないままです。
さて、今日は、さいたま市西区にある無認可保育園「バンビ保育園」のことをお伝えします。
以前もブログで、よく知っている長年愛された保育園が閉園の危機とお伝えしましたが、
まさに、その保育園が、西区にあるバンビ保育園です。
10月13日、園からの通知で、今年度、3月をもって閉園すると伝えられたお母さんから私のところに、藁にもすがる気持ちでしょう、相談が寄せられました。
私も、バンビ保育園は昔からよく存じ上げていました。
障害児など行き場のない子どもたちも受け入れてくれる、本当によくやってくれると、友人から聞いていました。
私も息子の障害がわかったとき、相談に行こうかと思ったことがありました。
(結果行かず、息子は療育センターに通うことになりましたが)
なんと、42年の歴史があります。
11月28日、バンビ保育園を見たい、園長先生にお会いしたい思いから、お伺いさせていただきました。
42年間、突っ走ってこられた園長先生。
行き場のない子たちの大事な受け皿になってきました。
枠にはまらい、認可外だからこそできたことも多かったようです。
スイミング教室をかりての、ご自身も水に入っての指導。
行き届いたバスでの送迎。
テレビにも何度も出演するほどでした。
年々入園児が減少し、「もう限界」と肩を落とし、涙ぐまれる姿に、なんと申し上げていいのかわかりませんでした。
夜7時近く。
お夕飯を食べる子どもたち。
この子たち、どうなるのだろう・・・
手づくりの給食、りんごがウサギ型に皮がついて、それだけ見ても愛情を感じました。
「顔、写してもかまいませんよ。テレビに出ているくらいですから。うちの保護者は気にしません。それも無認可だから、自由にできるんです」と園長先生。
先ほども書きましたが、保育園は通常、働いている親御さんの子どもたちが通うところですが、バンビはそれすら制限がありません。
通わせたいと思われたら、だれでも入れるのです。
私の友人のお子さんは、今でいう、軽度発達障害児でした。
親子でいると煮詰まってしまう・・・「この保育園に通えて、笑顔で『お帰り』と言えるようになったし、本当に子どもが愛おしいと思えるようになったよ」そう言っていたのを思い出します。
昭和63年の記念。
この卒園生のお子さんが、数人、バンビ保育園に通われているそうです。
本当になくなるのは悲しいです。あきらめきれません。
保護者の方は、存続のために要望書を作成し、署名を集めています。短期間で、9000筆超えて集まっているようです。
http://blogs.yahoo.co.jp/lovebanbikko