こんばんは。
議会、代表質問の2日目でした。
我が会派から神田議員が登壇し、
債権回収問題をとりあげました。
さいたま市の税滞納者への債権回収課によるとりたては、本当にひどいものです。
法違反とも言えるやり方をしていると言っても過言ではありません。
なんで、困っている人をより困らせるのだろう・・・
滞納者は反省し、月に精一杯の額の分納をしているのに、一括納付しか認めない。
長くても2年以内に完納しなければダメと。
さて、話は変わりますが、先日コンサートに行きました。
コンサートなんて久しぶりです。
車いすの歌姫、だっこちゃんのコンサートです。
シンガーソングライターの松本佳奈さんと言う方がゲスト出演なさっていました。
佳奈さんの弾き語りは、すばらしく、心が洗われるようでした。
佳奈さんの言葉で、忘れられないものがありました.
ご自身、ひきこもりの経験もあるらしく・・・
「枠ってあると思うんです。枠はしかたないかなって、最近。でも、それを他人がとやかく言うことではない。私は、それを認められない、批判するのを聞くのが嫌だったんだと・・・」
のようなことを話されていました。
ドキッとしました。
そう、そう、私もそうです。
いろいろな生き方があっていいんです。
多様性の尊重。
私も世の中にはいろいろな人がいる、いろいろな考え方がある、違って当たり前。
けれど、自分の考えと違うからって、批判する言葉を聞くのが堪えられない時があります。
みんなちがってみんないい。
9月9日、性的マイノリティの学習会に参加しました。
そこでも、まさに、多様性の尊重。
最後には、スクリーンに「みんなちがって、みんないい」と
金子みすずさんの写真が映し出されました。
講演をお聞きして、障害者の問題と同じようだなって感じました。
どういう分野の問題であれ、マイノリティの人たちが、
肩身の狭い思いで生活せざるをえなかったり、
あるいは差別や偏見のためにありのままの自分を肯定できなかったりすれば、それは健全な社会ではない。
逆にマイノリティといわれる人たちが暮らしやすいほど、その社会はすべての構成員にとって暮らしやすい社会。
とくに性的マイノリティをめぐっては、問題が、ふだんほとんど公然と語られることのない性意識、性行動にかかわる事柄であり、また、当事者がカミングアウトしなければ事態が表面化しないために、「最後のマイノリティ」と言われているそうです。
この1,2年で、性的マイノリティは社会的に大きな発展がありました。テレビでも取り上げられるようになりました。
国会でも、超党派の議員連盟が昨年発足したようです。
けれどもまだまだ偏見はあります。
育った環境、育て方が影響しているんじゃないか?そう思われている方も多いようです。これは、我が子自閉症の場合と同じです。
育った環境や育て方は関係ありません。
何らかの脳の障害であることが明らかになっています。
ですから、ごくあたりまえに、性的マイノリティの方は生まれてくる、存在するのが当たり前です。
性的マイノリティ=LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)最近は、SOGIと言う用語も使われるようになったそうです。
もっと、もっと生きやすい社会に!
市議会議員としてできることは何でもしたい気持ちです。
東京渋谷区では、条例も作ったそう。
さいたま市でも前進させたいです!