こんにちは。
台風10号による大雨被害で、東北や北海道では大変な状況です。
岩手県では、昨日も住民約1100人が孤立とか。
高齢者のグループホームでは、9人の方がお亡くなりになるという惨事。
改めて、お亡くなりになった方々とそのご遺族の皆さまにお悔やみを申し上げます。
そして、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
高齢者施設の防災対策がまだまだ不十分であること、
河川の防災対策も不十分、
大きな課題が、また突き付けられたのではないでしょうか。
さて、昨日、私はさいたま市桜区の大久保東小学校を視察させていただきました。
目的の一つは、特別支援学級とその教室近くのトイレの確認。
実は、来年、この学校の支援級に入学する予定のお子さんの親御さんから、
支援級近くのトイレが汚くて、うちの子、大丈夫か心配・・・との声が寄せられたからです。
大久保東小では、他の棟のトイレはきれいに改修されましたが、ここのトイレは改修されていません。
さいたま市の学校のトイレ改修の進め方が、棟で行うので、このように残されてままのところがあるのです。
入口、出口で分かれているので、新開小のように危険なためにドアを開けたままにして、のれんをかけるなどと言う必要はないようですが・・・
中は・・・
これでは、やはり、かわいそうです。
もっともっと、教育に予算をかけてほしいです。
特別支援学級(けやき学級)の授業も拝見させていただきました。
情緒3名、知的3名の2学級。
落ち着いて、真剣に、楽しそうに授業を受けていました。
図工や音楽などの教科は児童の様子や親御さんの意向も踏まえて、親学級で共同授業します。
親学級に担任がついていくことがベストと思いますが、
先生の身体はひとつ。
アシスタントの先生を活用しても、到底足りません。
子どもたちに、よりよい学校生活を送くってもらうには、もっともっとマンパワーが必要です。
さいたま市は、急ピッチで特別支援学級を増やしています。
せっかくできた支援級をよりよいものにするためにも、質の向上をはかるためにも、先生を増やしてほしいです。
階段です。栄和小でも、こうした九九などが書かれていました。
工夫がいっぱいですね。
そして、鏡が。
身だしなみを整える?
違います。
ぶつからないようにの工夫です。
さて、もうひとつの目的は、
校長先生のお話をお聞きすることでした。
私は、大久保東小の学校だよりを楽しみにしています。
それは、毎回、校長先生のお書きになる文章がすばらしく、いつも感動しているからです。
6月号の「多様性の尊重」では、
「地球上のあらゆる生物が進化を遂げられたのは、種の多様化によるものであることはご承知の通りです。それは人間にとっても同様で、人類が誕生した頃に比べてはるかに多様な生き方ができるようになり、進化を遂げてきたわけです。ですから、私たちはこれからのグローバル化した時代には一層、多様な生き方や、価値観を認め合えなければなりません」
とても共感、感動しました。
実際お会いして、お話して、本当にすてきでした。
とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。