こんばんは。


今日は、6月議会3日目、市政に対する代表質問が行われました。


我が会派を代表して、鳥海議員が質問に立ちました。


みなさん、土日はいかがお過ごしでしたか?


私は、金曜日から日曜日にかけて生活相談を数件受け、


どれも切実で、心が痛みました。


土曜日は、公益社団法人「やどかり里」の45周年記念式典が、


大宮パレスホテルで行われました。




とってもすてきな記念式典でした。


やどかりの里は、1970年8月、精神障害のある人が、


一人でも多く長期入院から解放され、


地域生活を送ることができるように活動を開始しました。


ご存知でしょうか?


社会的入院という言葉を。


病気が治っているのに、


行くところがないから、入院させられているんです。




トークセッションでは、22年入院生活を余儀なくされた方の報告がありました。


障害者権利条約を昨年やっと日本も批准しました。


権利条約には、居住地を選ぶ自由が謳われています。


それなのに、病棟転換型居住系施設という考え方が生まれ、本当にひどいです!


http://ameblo.jp/seijini-kokorowo/entry-11885131703.html


Nothing About Us Without Us


ゲストの日本障害フォーラムの藤井さんのお話は、


ドイツに行かれてきた報告からでした。


ドイツのT4計画、ご存知ですか?


ナチによる障害者の計画的虐殺。


精神障害者、重度の障害者、知的障害者が抹殺されました。


その後、ユダヤ人への大虐殺に続いたのです。


いつも、障害者から始まる悲劇。


まずはじめに障害者が犠牲になる。


障害者は平和でなければ生きられません!


障害のある人の命と尊厳を否定された戦争。




ドイツも少しずつ少しずつ、これくらいならいいだろうと、


進められた悪の道、気づいたら手も足も出なくなったそうです。


今、国会で審議されている戦争法案も同様ではないでしょうか?



祝賀会では


なつかしい方にもお会いできました。




貧富の差が拡大し、


障害年金も減らされて、障害者はいっそう厳しくなっています。


さらに生活保護の基準の引き下げがあり、住宅扶助の引下げ等が実施されます。


国民の最低ラインの生活保護の引き下げは、


さまざまな制度の引き下げにつながります。


生きることすら否定されかねません。


忘れてはいけません、くらしが苦しいと訴えたのに、


保護を認めてもらえず、姉は病死し、


障害のある妹が1人残され凍死した事件。


憲法9条、憲法25条を、守り抜くことが、


障害者の生きる権利、すべての人が生きる権利につながるのではないでしょうか。


明日は、雨でなければ、南与野駅に立ちます。


戦争法案廃案に!懸命に訴えたいと思います。