こんにちは。


いいお天気ですね。


みなさん、いい連休をお過ごしください。


私は、連休明ければ、12月議会が始まるので、


その準備に追われています。


解散、総選挙になり、なんとも落ち着かない日々であります。


安永さん死亡事件に関しては、


たくさんの方からコメントいただきまして、


本当にありがとうございます。


署名用紙のPDFファイルを貼り付けましたので、


どうかよろしくお願いいたします。


http://ameblo.jp/seijini-kokorowo/entry-11953558501.html


もう、だいぶ日がたってしまいましたが・・・


17日、月曜日の話です。


この日は朝から本当に忙しくて、


朝は西浦和で訴えて、


そのまま議会へ。


午後、会議を抜けて、中央図書館へ。


図書館協議会の傍聴のためです。





さいたま市の行革が、


図書館を指定管理者制度にすべきと示しています。


そのことをうけて、


この日の協議会で


答申が出されました。




承認されたので、案が消え、


答申がこの日提出されるのを、


この目で見てまいりました。


私は、6月議会で、指定管理者制度について


質問をしました。


図書館は指定管理者制度になじまないと、


指定管理者制度は導入すべきでないと質問しました。


ですから、この日、協議会からどのような答申が出されるのか、


非常に関心がありました。


図書館協議会では、答申を出すにあたり、


アンケートなども行い、他市の事例も考慮されたようようです。


その結果、


出された答申は、


「少なくとも さいたま市図書館ビジョン の実施期間である平成32年までは、

指定管理者制度の導入は行わないことが望ましい」というものでした。


その理由で協議会は5点を掲げています。


1 さいたま市の図書館は窓口業務などがもうすでに民間委託され、効率的な運営がなされている。

アンケートの結果から8割の方が満足と答えている。


2 協議委員から様々な問題点、懸念点が出され、導入メリットを見いだせなかった。

図書館の使命は、図書の貸し出し管理にとどまらないので、有期の契約である指定管理者制度導入は、使命達成に困難が伴う。


3 図書館は箱モノではなく、蓄積された蔵書や各種資料に極めて高い価値がある。地域の知の拠点として広く住民にサービスを提供する図書館と儲け追及せざるを得ない指定管理者(民間業者)では目指す方向性が一致しない可能性がある。蔵書等が丁寧に蓄積管理されなければ、図書館が劣化してしまうのではないかという危惧もある。


4 コスト削減の成果と困難さが挙げられる。また、コスト削減はサービス低下を招く。


5 さいたま市図書館ビジョンが策定されて2年にも満たない。このビジョンは平成32年までと目途としていることから、少なくともそれまでは、現行体制で図書館のさらなる向上を図るべきである。


すばらしい答申が出たと思います。


私の考えと一致していて、非常にうれしかったし、励まされました。


守るべきものは、守るべきと考えます。