今日は、暴力事件の起きた


障害者施設「春光園けやき」に行って参りました。




本当に、考えれば考えるほど、ありえない話しです。


なんで?


重度障害者を握りこぶしで2回もなぐったのだろう?


絶対にやり返せない、弱い者を・・・


シャントが入っているの知っていたはず、


絶対にしてはいけないこと。


と言うか、通常なら、するはずがないことです。




1時間、施設の説明、懇談をしました。


私は、率直に意見を述べさせていただきました。


職員は殴ったことをすぐに言わず、


バスに乗せる直前に打ち明けます。


その時点では、施設側も握りこぶしで2回なぐったと思わなかったそうです。


確認不足!


平手か?握りこぶしか?


殴った箇所は?


しっかりと確認をしなければなりません。


これはですね、本来なら、バスに乗せてはいけなかったと思います。


病院に行くべき!


その前に保護者に連絡を入れ、対応を聴くべきです。


バスの中で嘔吐したらどうするのでしょう?


命も危ないかもしれません。


握りこぶしで重度障害者を殴るなんて、


考えられないことですよ。


それをしてしまう職員、


7日間の停職処分では軽いと率直に申し上げました。


親御さんは、握りこぶしで2回殴ったことを知っていたら、


警察に通報していたんですよ!


この施設が大事にしていることってなんですか?


まさか、決めたことは何としてもやらなければならないとか?


今回の事件、


花束をボランティアさんに渡すはずが、渡さず、


トイレに行き、しかも、排せつがなかったので、


腹を立てて殴った。


そんなにボランティアさんに花束を渡すことが大事ですか?


できないのは、いけないこと、悪いことですか?


どうして渡せなかったのかな?


なんで、トイレに隠れたのかな?


その行動の奥にある心にふれることが大事でしょう。


照れたんだね、照れくさいよね、○○くん。


すてきじゃないですか!照れる心。


恥ずかしいと思う感性。


大事にすべきじゃないですか。


言葉はなくともこんなにすてきな感性、


心をもっているではありませんか。


微笑ましいではありませんか。


かわいいではありませんか。


なのに、どうして??


園長と施設長は、「利用者さんが主人公、来てよかったな、また行きたいなと


思われる施設でありたい」


「花束を渡すことなんて、重要なことではない」と口をそろえました。


なら、なんで?


となるわけです。


どうもすっきりしません。


職員の資質の問題と言うのなら、もう、この職についてはいけない方だと思います。


春光園はグループに分かれて活動しています。


グループ内の連携をこれから強めていきたい、全力で改善をはかりたいとのことです。




各グループを拝見させていただきました。


職員さんも人それぞれ、笑顔の方、カリカリしているような方、


さまざまいらっしゃいましたね。




給食です。


刻み食、ペースト、さまざま用意がされていました。


食事に介助が必要で、


自身で口に運べない方もいます。


口に運んでもらって食べる食事。


ただただ流し込まれているのでは、困ります。


声をかけ、ゆとりをもって、笑顔で楽しい食事を。


国の決めている職員配置で、そのようなことができるのか?疑問です。




学校を卒業して、社会に出ていく。


施設ってなんでしょう。


学校を卒業して、学校のようなところに通う。


正直、春光園は、学校のようでした。


私は、特別支援学校を思い出しましたもの。


いい、悪いは、ここで申し上げることではないし、


人それぞれ、受け止め方も違うので、


それはそれですが・・・


グループによっては、カラオケなども施設の中でやって楽しんでいるようです。


が・・・


障害者もカラオケは街のカラオケボックスなどに行って、楽しんでほしいものです。


しかし、


こうした施設に通わせたいと


望む保護者も多いでしょう。


だからこそ、安心して子どもを託せる場であってほしいです。