昨年2月10日の悲しい事件・・・
さいたま市南区のナーサリールーム(さいたま市認定保育園)で
1歳7か月の女の子がお昼寝中に死にました。
事情聴取の結果、
女の子は、お昼寝中に泣いたので、
ふとんを頭からかぶせられたことがわかりました。
窒息死では?
ご両親は、園に重大な過失があったとし、
刑事告訴しています。
警察の捜査は、
事件性の有無を調べるだけなので、
ご両親は、2度とこのようなことが起きないように、
さいたま市に事故当時の保育環境、
適切に保育されていたか?
再発防止のために何が必要か?
行政の責任で検証が必要として、
事故1年たった平成24年2月10日に
さいたま市に要望書を提出しました。
その回答が4月6日にあり、
新聞報道等でも大きく取り上げられ、
ご存知の方も多いと思います。
私は、実際にお母さんにお会いして、
お話を聞くことができました。
要望の回答で、
お昼寝中の死亡事故防止のため、
予告なしの立ち入り調査を求めたことに対し、
市は、
抜き打ちの立ち入り調査の実施を約束したことは、
よかったのですが、
公平な調査のための
保育や法律についての第3者を加えて
原因の調査を求めて事に対し、
市は、
「考えていない」ときっぱり答えたことに
憤りを感じておられました。
園からの報告、聞き取りだけで、原因の調査になるのか?
それで、園に問題ないとされたら、
ご両親はやるせない・・・
到底、納得いかないでしょう。