3月に桜区にお住まいの方からお電話がありました

「新開4丁目に大きなゴミの焼却施設ができる予定、
1日に380トンものゴミ処理。
580億の予算!信じられない巨額だよ!」

「横浜では、焼却炉2基閉鎖して、1100億円浮かせているんだよ」

「いまどき、さいたま市くらいだよ、こんな大きな焼却炉つくるの」

続けてこの方は

「さらに、今度できるゴミ焼却施設は、ガス化溶融炉!」
「これ、こわいよ・・・あちこちで事故が起きてるよ」

そこで・・・私、調べてみたんです

インターネットで「ガス化溶融炉」を検索すると・・・

なんとたくさん、心配なことが出てきたんです

兵庫県高砂市の爆発事故ダイオキシンはゼロと言われながら・・・
実際には、ダイオキシンがでた

私、怖くなりました・・・

8月24日にさいたま市は、新クリーンセンターの環境影響評価の
「公聴会」を開催しました。

私は「公述人」に選定され、主に安全性について公述しました。

新クリーンセンターに予定されているガス化溶融炉は、
「シャフト式」というものです。

(ガス化溶融炉は、他にもキルン式、流動床式などがあります)

シャフト式は、事故も起きてなく、安心と市側は説明するのですが・・・

水俣市のシャフト式で事故が起きたようです

また、シャフト式ガス化溶融炉ではないのですが、
東海市の新日鉄の灰溶融炉で、10人の負傷者を出した
大事故が起きています

新クリーンセンターの溶融炉も新日鉄のものです

ガス化溶融炉は高温で処理(シャフト式は1800度!)で処理するから、
ダイオキシンは出ないし

最後に残った焼却灰は、「溶融スラグ」と言われ、アスファルトなど
路盤材に使え、100%リサイクルの夢のシステムと言われています

でも、この溶融スラグの中にダイオキシンが、含まれていて

酸性雨などにより、これを使った道路から
ダイオキシンが溶け出すとも言われているんです

長々と書きましたが・・・

建設するなら、必ず安心なものを

って、私思うんです

事故は起きてからでは遅い
ダイオキシンは、出てからでは遅い

何も起きないがあたりまえ

念には念を入れたチェックが必要ではないでしょうか?

新クリーンセンターの視察

写真は、日本共産党の山崎あきら議員と新クリーンセンター建設予定の
西堀クリーンセンターを視察した時のものです。

今度は、ゴミ問題をどうしたらいいか?の視点で書いてみますね