(神奈川県横須賀市長沢)
はまゆふにまぎれし人の白日傘
山口青邨
地元・横須賀では「浜木綿(はまゆう)」の花が咲き始めた。
今日は暑くはなかったが、とてもムシムシしていて、汗が流れた。
今日は北千住のよみうりカルチャー「芭蕉の五大紀行文を読む」。
「奈良」「京都(鳴滝)」「大津」の章の話をした。
この章には、
春なれや名もなき山の薄霞
山路来てなにやらゆかしすみれ草
などの「名句」が登場する。
なんか、喉の調子が悪かったが、はりきって話をした。
講義が終わると、ふたたび横須賀に戻る。
都知事候補・石丸伸二さんは今夜・杉並区の高円寺駅、阿佐ヶ谷駅などで街頭演説をするらしい。
わが事務所のある西荻窪は阿佐ヶ谷駅の二つ先で、西荻窪駅までの途中駅だ。
西荻窪に戻れば、石丸さんの街頭演説見られたんだがな~。
まあ、こっちでやることがあるのだからしかたがない。
(今、情報を見たら「西荻窪駅」でゲリラ街宣をしたらしい…、残念だったな~!)
先日、大田区在住の句友が蒲田駅での石丸さんの街宣の「写メ」を送ってくれたりした。
今回の都知事選挙をあらためて考えてみて、
なぜ多くの人が選挙に行かないのか?
という理由が分かった気がする。
「あなたの一票が政治を決める」なんてほぼ「嘘」だからだ。
多くの選挙が「政党票」「組織票」で決まっているからだ。
この間の東京補選の結果を見ればわかる。
個人一人が自由に選んで投票した一票など、組織票の前ではほぼ無価値だからだ。
多くの人がそれをわかっているから最初からあきらめているのだ。
マスコミもそれに手を貸している。
最初から小池氏や蓮舫氏しか取り上げず、どの団体がどちらに付いたか、それによってどちらが有利になったか、そんな話ばかりしている。
それでは他の候補を投票したい、と思っている人のやる気がなくなるだろう。
しかし、今回だけはそれは変えられると思う。
石丸さんが言うように「国政政党の争い」は「国政」でやって欲しいし、自治体の政治に「国政政党」が絡まないで欲しい。
「国政」のことは「国政選挙」で、「自治体政治」のことは「自治体選挙」と分けるべきなのだ。
ぜひ石丸さんに大逆転をして欲しい。
なんと! 「ビートたけし」も石丸伸二さんを安芸高田市長時代から注目していたそうだ。
選挙ボランティアが5000人以上、個人献金で2億円を越えたそうだ。
これだけの熱気を「政党票」「団体票」「組合票」で押し込めていいのだろうか。
このYoutubeでも言っているが、「全国知事会」に東京都知事は出席していないのである。
これでは地方との連携が出来るわけがない。
石丸さんならやってくれると思う。