(神奈川県三浦市松輪)

 

 

草臥れて宿借る比や藤の花

(くたびれて やどかるころや ふじのはな)

松尾芭蕉

 

 

今日は高校時代の友人が夫婦で訪ねて来てくれた。

以前に私が案内した「松輪漁港直営レストラン・松輪」にまた行きたい、ということで「松輪」へ。

 

 

 

ここは大人気の店で、11時開店で、10時10分に店に着いたが、すでに4組がいた。

今はパネルで事前予約が出来る為、事前予約をして、海辺を散策した。

気温は25度ほどだろうか、とても天気がよく、海もきれいだ。

友人は埼玉県在住なので、海を見るのがうれしいらしい。

昔は、友人たちとクルーザーを利用していて(友人の友人がお金持ちのボンボンでクルーザーを所有していた。)何度もこのあたりは来ていたそうで、懐かしい場所なのである。

 

 

ここは「松輪サバ」という「ブランドサバ」があるのだが、今は旬ではなく、やっていない。

太刀魚の焼き魚、まぐろ・金目鯛・メダイ・ヒラマサの刺身がある「潮風御膳」を頼み、ビールを飲んだ。

太刀魚が絶品だった。

テラス席にしてもらって、潮風を浴びながらの食事とビールは実にうまい。

しかし、寝不足なのか、疲れているのか、ビールが効いてしまった…。

 

(小網代の森)

(藤の花)

 

そのあとは腹ごなしに「小網代(こあじろ)の森」へ。

ここは自然のままの風景が保存されていて、散策が楽しめる。

ちょうど干潮の時で、穴から出たたくさんの「小蟹」が「ダンス」をしていた。

この「ダンス」は求愛行動とも、縄張り主張行動とも言われてる。

写真に撮ったが、とても小さいので、うまく映っていなかった。

 

そのあと近くでお茶をして、彼らは帰っていた。

私もすっかり眠くなってしまい、家に戻ったら眠ってしまった。

GWの後半は句会・講座の連続だし、前半は家で仕事をする。

唯一、GWらしい一日を過ごせたようでよかった。

 

 

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