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今日はひさびさに東京新宿百人町の「俳句文学館」へ出かけた。
13時から、

第2回「新鋭俳句賞」

の「公開選考会」が行われる。
この新鋭俳句賞は、協会員・非協会員を問わず、50歳未満を対象とした30句応募による。

この賞に「海光」誌友が応募している。
それなら、見に行こう。
受賞の可能性は十分にある、と思った。

ここ、俳句文学館は「河」在籍中、本部句会があったので月に一度は来ていたし、編集長時代も、よく仕事で来た。
会場の地下ホールに入ると、早速、井越芳子さんとお会いした。
井越さんは長年、俳人協会スタッフとして活躍されている方で、自身も「青山」に所属し、俳人協会新人賞も受賞されている。
編集長時代には本当にお世話になった方だ。

あら、林さん、取材に来てくださったんですか?

と声をかけてくださった。
まあ、取材という気分で来たのではなかったので、

まあ、取材って言っても、雑誌媒体はないんでHP掲載ですけどね…(笑)。
仲間も応募しているんで…。

と答えた。
井越さんは、それでも、

報道席があるから、そこに座ってください。

と薦めてくれる。
「報道席」に座る程の身分じゃないので、報道席のすぐ後ろに座って見学した。
私の事を今でも、そういう目で見てくれるのがちょっとうれしかった。

選考委員は、

藤本美和子(委員長)
今井 聖
髙田正子
村上鞆彦

の四氏。
親しくさせていただいている、今井さんや村上君には声をかけてもらった。

ああ、まだ(俳壇から)忘れ去られていないんだな~。

とちょっと安堵した(笑)。
報道席には、元同僚の、松本副編集長も来ていた。
残念ながら受賞は出来なかったが、いい刺激になったと思う。
私にとってもいい刺激になった。

一時間ほど見学して、そのあとは千葉県市川へ。
市川グランドホテルで行われた、

「鴻」全国俳句大会

に参加した。
先日、俳句アトラスで句集『ひとり遊び』を刊行していただいた、

小澤 冗

さんのお祝いも行われ、私が祝辞を述べた。

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冗さんは、私の父親とほとんど同年代。
私にとって、友人であり、俳句における父親のような存在でもある。
祝辞の途中で、ちょっとうるうるとしてしまった。

増成栗人先生(「鴻」主宰)はじめ、谷口摩耶編集長、水沢和世さん、名古屋の荒川心星さん、半谷洋子さん、横井 遥さん、大阪の赤峰ひろしさんなどは「河」時代からの師であり、先輩であり、句友である。
新しい人材も着実に育っていることも頼もしかった。

二次会のカラオケでは、酔っ払っていて、よせばいいのに、

サザンオールスターズの「ホテル・パシフィック」
ザ・ブルーハーツの「リンダリンダ」

を歌った。
どちらも「血管」がちぎれるような「アップテンポ」の歌で、歌い終わったら、汗だくになって、くらくらした。
もう若くないのだ。

まわりから、(楽しんでくれたようだが…)しきりに心配された。
心配されるようではもう駄目だな、と思った(笑)。
会も終わり、エレベーターで、男性会員から、

元気で活躍されていて安心しましたが、どうも顔の血色がよくないように見えるので、気を付けて…。

と言われ、ちょっとドキッとした。
やっぱり、疲れているのかな。


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