Swing Out Sister - Breakout (Official Video)
Swing Out Sister - Breakout & Forever Blue Ft Level 42 - Prince's Trust 1989
当時、TVでも かなり流れていた曲なので、馴染み深い曲
とても爽やかで、窓を開けてドライブしていた時に、ALBUM全曲を通しで聴いていました
2番目のYoutube、Level 42との共演による2曲メドレーも最高ですので、是非ご覧ください
スウィング・アウト・シスター(Swing Out Sister)は、イギリスのクロスオーバー、ポップ系男女デュオ。ヒットを出した当初はトリオだった。
1986年の「ブレイクアウト」(Breakout)や「トワイライト・ワールド」などのヒット曲で知られている。音楽ジャンルは、シンセポップ,ブルー・アイド・ソウル,クロスオーバー,ラテン音楽などに分類できる。
バンド名は、公式ホームページや音楽記事などでSOSと略して表記されることもある。流行には敢えて乗らず、1960年代のモータウンを深く参照したシンセポップという、新しいとも懐かしいとも付かない音楽性が特徴的である。
現在はデュオであるスウィング・アウト・シスターは、当初はキーボード担当のアンディ・コーネル(Andy Connell)、ドラムのマーティン・ジャクソン(Martin Jackson)と、後から加わったヴォーカルのコリーン・ドリュリー(Corinne Drewery)のトリオで1984年に結成された。バンドの名前は、1945年のアーサー・トリーチャー主演映画『Swing Out, Sister』から取られている。
1985年-[編集]
『It's Better To Travel』[編集]
マーキュリー・レコードと契約し、ポール・スティブリー・オードフィーをプロデューサーに迎えデビューアルバム制作を始めたスウィング・アウト・シスターは、デビュー曲となる「ブルー・ムード」(Blue Mood)を1985年11月にイギリスでリリースしたが、チャートインは成らなかった。
しかし、1986年末に発売したシングル「ブレイクアウト」はイギリスチャート4位そしてアメリカチャート6位を記録するヒットとなった。続くジョン・サーケルのトランペットソロが使われた「サレンダー」(Surrender)はイギリスチャート最高7位、落ち着いたジャズ調の「トワイライト・ワールド」(Twilight World)は多くのミュージシャンの手でリミックスされダンスナンバーともなった。アルバム『ベター・トゥ・トラベル』は1987年5月11日にイギリスで発売され、チャート1位に輝いた。
アルバムには、サーケルとともにレベル42との共演で知られるゲイリー・バーナクル(サクソフォーン)、エイジアとのセッションにも加わったルイス・ジャーディム(パーカッション)、ティム・キャンスフィールド(ギター)、ジェリー・ヘイ(トランペット、フリューゲルホルン)らも参加した。後に、このアルバムからは「ブレイクアウト」のような陽気なポップ調の「フール・バイ・ア・スマイル」(Fooled By a Smile)がシングルカットされた。
バンドは、「ブレイクアウト」で1988年のグラミー賞最優秀新人賞とグループやデュオによる最優秀ポップ・ヴォーカル賞にノミネートされた。
『ベター・トゥ・トラベル』は、アレンジを担当したリチャード・ナイルスによって、管楽器・弦楽器調のシンセサイザー、ドラムサウンドや木琴などを効果的に織り交ぜ、ジャズと当時流行ったテクノポップを融合させたものとなっている。これは、1950年代後半のナイトクラブ的雰囲気に、テクノポップ調の装いを纏わせたホーンセクション用いたジャズと解釈されている。
アルバムに収録された「トワイライト・ワールド(superb,superb,mix)」のイントロでは、東京駅に到着する列車の日本語による車内アナウンスが効果音として使われていて、後に日本との縁が深まるスウィング・アウト・シスターの将来を期せずして暗示したものとなった。またトリオ編成だった当時、某飲料メーカーのテレビCMにも出演している(楽曲は「フールド・バイ・ア・スマイル」が使用された[2])。
『Kaleidoscope World』[編集]
1989年に発売された『カレイドスコープ・ワールド』は、時代の流れに追随せずレトロな音楽に根源を求め、後の彼らの音楽スタイル確立に繋がる転機となった。シンセサイザーの音源に強く依存していた前作と比較して、バート・バカラックやジミー・ウエップのようなイージーリスニング調の編成に影響を受け、オーケストラを上手く融合させ作曲や編曲にクラシック音楽的な傾向を持たせた本作は、より芳醇さと深みを与えている。
これらは、最初のシングル「ユー・オン・マイ・マインド」(You On My Mind)や、ジョン・バリーの「真夜中のカーボーイ」からのサンプリングを含んだ「フォーエヴァー・ブルー」(Forever Blue)で顕著に見られる。その一方で、前作に見られたオリジナリティが影を潜めてしまっているという批評もある。例外として、アメリカのみでシングルカットされた「ウェイティング・ゲーム」(Waiting Game)は「ブレイクアウト」に通じるポップ調に仕上がっている。
1996年-[編集]
日本でのヒット[編集]
たとえデビューアルバムがヒットに恵まれても、続くアルバムで好調な売れ行きを持続させることは欧米諸国ではなかなか難しい。ジャズ系列のラジオで頻繁に曲がオンエアされてこそいたが、スウィング・アウト・シスターも商業的にはその例に漏れていなかった。
ところが、彼らは日本で高い人気を獲得した。これは、日本・東京放送(現・TBSテレビ)のテレビドラマ『真昼の月』の主題歌用に書き下ろした「Now You’re Not Here」(あなたにいてほしい)が、ドラマとともに大ヒットしたためだった。日本でのみ発売された同シングルは30万枚を越える洋楽売り上げ1位を記録し、1997年第11回日本ゴールドディスク大賞洋楽部門のグランプリ・シングル賞[3]を受賞した。オリコン洋楽シングルチャートでは1996年8月19日付から11週連続1位を獲得
した[4]。
「Break Out / Swing Out Sister」