Blackbird | めし、食ったか?

Blackbird

最近(2024/3/29)発売されたビヨンセさんのアルバムが全米で1位(2024/4/10)になったという。

このアルバムの中に、このブログのタイトルの曲、”Blackbird”は入っている。

大昔、この曲が結構好きで、何度も聞いていたことがあった。ビートルズのオリジナル版。

そもそもは1957年のアメリカ・リトルロックというところで起きた人種差別問題に影響を受けてできた歌詞なそうですが、この曲ができる3週間前(1968年4月)にキング牧師が暗殺されている、というのも大きな影響があったと思う。

ビヨンセさんのヒットをきっかけに、またちょっと聞きだした。

まずは、ポール・マッカートニーさん。

 

ビヨンセさんの版は完成度が高いと思う。

 

アリシア・キーズさんもカバーしていて、アリシアさんの歌詞がまたいい(マッカートニーさんの歌詞をもっとストレートに歌っています)。

平原綾香さんもこの曲をカバーしていますが、このアリシアさんの後に聞くとどうも薄っぺらい感が出てしまい可哀そうになってしまいます。もし平原綾香さん版を聴く場合は、このアリシアさんの前に聞かれる事をお勧めします。

 

Blackという文字があるタイトルの歌をカバーしている方々の人種、そして性。

マッカートニーさんは、白人しか入れなかった1957年のマッチョなアメリカの高校に、公民権運動の結果人種差別を解消する目的で黒人も入れるという法律が可決されたものの、黒人の入校に対し大反対運動が起き、軍隊の出動までなされ、結局9人のみしか入校できなかった黒人学生(特に女学生)の心中を察し、応援したいと思ってこの曲を作ったという。

ただ、この曲の発表が1968年である事から、マッカートニーさんは1968年のキング牧師の暗殺に衝撃を受けてこの楽曲を作成したのではないかと個人的には思う。

リトルロックで全ての学校が人種を超え同じ学校に入学できるようになったのは1972年とのこと。

 

もう少し書くと、この曲はバッハの曲からも影響を受けているという。

こういう状況にいる女子に対し、バッハの曲も意識して曲を作って、”応援するよ”なんて言われたら。

しかも、アポロが月にもまだ行っていない1968年に、黒人女子を応援するよ、って曲を作るって!

カッコよすぎる。

 

閑話休題

シドニーに朝出発で行った際頂いた昼飯。

エコノミーでこんなに美味しそうな食事がたくさん出たら十分ですよね。

CAさんにお勧めを聞いたら、私は肉好きなので肉です(キッパリ)、って言われたので頂いた牛すき焼き丼。

 

9時間30分程度のフライトなので、もう1食出ます。

朝飯代りですかね。

到着は現地時刻で19時頃なのですが。

日本だとちょうど勤務終了時刻頃。

飛行機ではここまで提供するけど、降りたらシドニーの美味いもん食うて下さいなー、的な。