『旅する人』

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大好きな玉村さんの本である。
旅とは何か？
こういう本を読むと、パックパッカーよろしく、荷物は殆ど無しで、世界を放浪したくなる。

ただ、面白い話が書いてあった。大学生の頃、彼もパリを拠点にヒッチハイクの旅をしているのだが、その後、働き始めてから、少し時間に余裕ができたので、同じようにヒッチハイクの旅をしようとした。

ところが、うまくいかないのだという。

そもそも、荷物が増えてしまって重くって疲れるらしい。真夜中に飲むビンの酒、少し時間ができたときに読む本、なんてのも、かばんに入れて動くから、なそうだ。
なるほど・・・。

旅とは特に規定していなかったが、この本で玉村さんは、”日常を旅する方法”を発見したいと言っている。