第4期 自民党道連「HOKKAIDO政治塾」 平成25年1月19日 | 自民党道連「HOKKAIDO政治塾」

自民党道連「HOKKAIDO政治塾」

共につくろう「ふるさと新時代」

 新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。  

 平成25年1月19日(土)第4期「HOKKAIDO政治塾」の1月講義が行われました。  
 今回から、昨年の総選挙で自民党が政権を奪還し「与党」となっての講義になりました。  

 講師にはラジオのパーソナリティーとしてご活躍中のフリーアナウンサー「野宮範子」さんをお迎えして、政治家にとって必須項目である演説やスピーチの方法など実践的な講義をしていただきました。  

 初めに座学として、スピーチをするに当たっての話し方のコツや聞き手が受ける印象など、上手なスピーチを行うポイントや注意点などを学びました。ポイントのいくつかを紹介すると、
 
 ①頭を整理する意味でも簡単な原稿を作る。しかし原稿を読んではいけない。
 ②スピーチは常に相手に話しかけることを意識する。
 ③完璧なスピーチではないほうが聞き手は魅力を感じる。
 ④オリジナリティーを損なうため業界口調には注意をする。
 ⑤「言葉を選び磨く創造力」と「聞き手が状景を創造できる想像力」が大切。

などでした。教えていただいたポイントをしっかり実践していきたいものです。

 続いては、スピーチの基本となる発声練習を行いました。野宮さんは新人アナウンサーの指導もされており、アナウンス講習と同じメニューを練習していきます。
 まずは大きな声・通る声を発声させるための正しい呼吸法(腹式呼吸)を教えていただき、発声練習でおなじみの「アエイウエオアオ・・・」の発声を呼吸法を意識しながら練習します。また、発音の練習では鼻濁音や母音などを理解し、子音を発声しないで発音する練習を行いました。

 

 仕上げは練習の成果を発揮し、毎回塾の冒頭で唱和する「塾訓五カ条」を美しく唱和できるよう指導をしていただきました。いつも何となく?唱和している塾訓も言葉の意味を理解し、心を込め、イメージをしっかり持って唱和することにより、身近に感じることができたのではないでしょうか。
 発声練習を終えて野宮さんからは「意味を込めると言葉にチカラが宿るので、これを大切にして、塾生が各々持っている想いを多くの人に伝えてほしい」とエールをいただきました。

 最後はここまでのことを踏まえて、スピーチの実践を行いました。塾生には約30秒の持ち時間内で1人ずつ自己紹介と今年の抱負を発表してもらいます。同時にビデオカメラでそれを撮影し、その映像を見て自分の話し方、仕草など気づいたところを自己評価してもらいました。もちろん野宮さんにも個別指導をしていただきます。

  塾生はビデオ撮影に緊張したり、人前で話すことに戸惑ったりしていましたが、映像を通して見えた自分の姿にいろいろと気づく点もあったと思います。ポイントとしてスピーチの内容はタイムリーな話題を交えたり、表情や目線、クセに気をつけるなど、今後参考にすべき点を指導していただきました。

 今回の講義は、「人前で話すことは人に伝えること」ということを学び、それを身につけていくことが必要であると感じた講義になりました。
 将来、政治家を目指す人はもちろんのこと、少なからず職場や地域活動などで人前で話をする機会があることと思います。この講義で得たものを様々な場面で実践していただきたいものです。

 次回講義での塾訓五カ条の唱和も楽しみにしています。

『HOKKAIDO政治塾』 運営委員会 W