西野流呼吸法の創始者、西野晧三とはどんな人か?
西野塾の公式サイトにある彼のプロフィールをそのまま引用させてもらいます。
1926年(昭和元年)、大阪生まれ。
大阪市立医専(現・大阪市立大学医学部)在学中、世界的バレエ・プロデューサーのディアギレフの業績に触発され、宝塚歌劇団の男子部募集に応募した約800名中合格した3名に選出され入団。翌年には教師となり振付も担当。
1951年ニューヨークのメトロポリタン・オペラ・バレエスクール高等専門科に留学。振付をアントニー・チューダー師から、踊りをマーガレット・クラスケ師から学ぶ。
1954年27歳で西野バレエ団を設立。白鳥の湖やジゼル全幕などの古典や若者と死などモダンバレエを全国で上演。バレエ評論家として読売新聞、毎日新聞など各紙に執筆。
各テレビ局開設番組に携わり、NHK「歌のグランドショー」、日本テレビ「レ・ガールズ」などの番組の企画・作・構成者として活躍。金井克子、由美かおる、奈美悦子、岸ユキらのスターを育てる。
50歳で合気道入門。植芝吉祥丸道主に学び5年で師範となる(2014年まで合気道評議委員)。また中国拳法を澤井健一師から学び中国拳法教士七段となる。
1985年医学をベースに西洋のバレエ・東洋の武道、それらに新たな閃きを得て、独自の「西野流呼吸法」を創始する。
私が西野流呼吸法を教える西野塾に通い始めたのは、道場が開いて間もない頃でした。
西野塾の入会金は、10000円、週一回で、月謝15000円、週2回で20000円。週の出席を一回増やすごとに5000円かかります。
渋谷にある西野ビルのバレエスタジオが、そのまま道場になっていました。
床は板張り、壁は鏡張り、その脇にはバレエ練習用のバーがありました。
クラスは初級と上級の2クラスありました。
道場では、最初の1時間は、呼吸法を使った体操みたいなことをやります。
その後は指導員と向かい合って、お互いの片手の甲を触れ合わせて、からだを平行に前後に動かす対氣というのをやります。
からだを前に動かす時、丹田から氣を発します。
それを何度か繰り返すうちに、突然、からだが後ろに、下がるのです。
時には、後ろに吹っ飛ばされることもありました。
なぜそうなるのかは全くわかりませんでした。
おまけに吹っ飛ばされて、打ち所が悪いと、また首が痛くなりました。
首が痛くなると、気功師の辛先生のところに、治療に行きました。
しばらく、吹っ飛ばされる、気功師の治療を受ける、を繰り返していました。
なぜそんなことをしていたのか、良くわかりませんが、とにかく面白かったのです。
道場に出れば、めちゃくちゃ元気になれたのです。
時間さえあれば、呼吸法の練習を朝から晩までやりました。
6ヶ月ほど経ったある朝、呼吸法の練習をやっている時、足の裏から熱いものが、太腿に登って行くのを感じました。
その熱いものを全身に巡らせると、全身が活力に満ちる、のがわかりました。
この熱いものが、「氣」だったのです。
後に知ったのは、この技は氣功で学ぶ大周天という技であった、ということでした。
それ以来、首の痛みからは完全に解放されました。
その頃から薬を一切飲まなくなり、治療家のもとに通うこともなくなりました。
それからどっぷりと西野流呼吸法にはまりました。
いつの頃からか、今はクンルンネイゴンのマスターとして知られるkan.さんも指導員として、道場にいました。
西野さんは、しゃべりが抜群に面白かったです。
彼が対氣をする時は、ほとんど手を触れません。
ただ手をかざしただけで、相手は吹っ飛ぶのです。
時に指導員との対氣の様子を生徒たちに見せました。
何人もの指導員が西野さんを取り囲み、次の瞬間には、全員が吹っ飛ぶ、というものでした。
最初見た人は、これはやらせか、と思うかもしれません。
西野塾が開設されたばかりの頃は、様々な武道家たちが西野さんに他流試合を挑んできたそうです。
少林寺拳法、空手、合気道、抜刀術などの達人西野さんに挑み、ことごとく負けて、その後彼らは、指導員として、西野塾に姿を見せるようになりました。
今でも印象に残っているエピソードは、オリンピックのメダル級の柔道選手が、西野さんに挑戦したところ、彼は負けて、腕を折ってしまった。
その後、彼は腕を吊って、対氣の指導をしていました。
西野塾には、俳優や政治家などの有名人も多く出席していました。
最初はビルの2フロアだった練習場は、増えていき、ピーク時はおそらく東京と大阪合わせて5000人くらいの生徒がいたんではないか、と思われます。
西野塾には、何年も通いましたが、なぜ人が吹き飛ばされるのかはわかりませんでした。
それは、丹田のエネルギーであると説明されていました。
やがて私は、西野さんを取り囲む多くのファンたちの熱狂ぶりに違和感を感じ始め、通うのをやめてしまいました。
それからずっと時は過ぎて、今年一月のこと。
YouTubeで、保江邦夫さんの動画を見てた時、彼が、「今からハトホルのエネルギーを流します。」と言って、エネルギーを流したのです。
あれ?と思いました。
数年前、エジプトに旅行に行きました。
ギザの大ピラミッドに2時間ほど滞在した時に繋がったエネルギーは大変、特殊なものでした。
そのエネルギーを使い、始めたのが、ハトホル ワークとウィングメーカーでした。
前にも書きましたが、このワークショップは、すぐにやめてしまいました。
で、YouTubeを見ていて、保江さんが流したエネルギーが、私がピラミッドの中で得たエネルギーと同じエネルギーだ、と分かったのです。
なんだ、そうか、とわかり、すぐにハトホル ワークとウィングメーカーのワークショップを再開したのです。
ハトホルワークが面白いのは、これをやってると高次な存在から情報をもらえるということです。
おそらくこれはハトホルからもたらされるものだとは思いますが、別に私はチャネリング能力があるわけではありません。
呼吸法、マトリックス・エナジェティクス、マントラ瞑想、ライトボディの活性化など、様々な技法を通じ得ていた知識や技法は、それぞれが点のようなものだった、と思います。
やがてそれらの点が繋がって、線になり、さらに立体化する。
で、ある日突然、核心を掴んだのです。
そうマトリックス・エナジェティクスでも西野流呼吸法でも、その核心あるいは奥義については教えてくれませんでした。
西野流では丹田が重要だと教えられた。マトリックス・エナネジェティクスでは、ハートが重要だと教えられました。
しかし本当に重要なポイントは、そこではなかったのです。
残念ながら、それを文章で記すことはできません。
知りたい方は、ぜひワークショップ「マトリックス・アクティベーション」にご参加ください。
誰でも簡単に学ぶことができます。
ワークショップ「マトリックス・アクティベーション」の予定と詳細