「家康、松平から徳川に改姓」  ~12月29日の出来事~ | 歴史ブログ

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~12月29日の出来事~
(永禄9年[1567年] 2月8日)

【家康が徳川家康と改姓する】





四百四十八年前の今日(旧暦)、
家康が松平から徳川へと改姓。


江戸幕府を開いた
徳川家康の「徳川」とは、
松平氏の当主であった
家康の創始になる名字である。

松平氏の伝承によれば、
松平氏のルーツは、
清和源氏系 河内源氏の得川氏である
とされる。

永禄9年(1567)、
松平家康は、従五位下 三河守の
官職に就任するに当たり、
祖先である得川の「得」に
嘉字である「徳」の字を当て、
新たな姓を「徳川」としたのである。

しかし、
松平氏の一族すべてが
徳川へと改姓したわけではない。

徳川は家康ひとりが
専有する称号であった。




その後も、
徳川姓を許されたのは、
家康の三男で世子の
秀忠(二代将軍)のほか、

徳川 御三家といわれる、

尾張徳川家・家祖の
九男・義直、

紀州徳川家・家祖の
十男・頼宣、

水戸徳川家・家祖の
十一男・頼房
たちだけである。