運は天にあり 上杉謙信の言葉 | サラリーマン書道家 教証~KYOSHO~ の 筆文字日記

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近畿の片田舎でサラリーマンと書道家
2足の草鞋を履く「教証」が
日々の生活で出会った素敵なことばや
歌詞などを筆文字でつづります。

「運は天にあり 手柄は足にあり」
(上杉謙信)

 

上杉謙信の居城である春日山城の壁に書かれた“壁書”が出典と言われています

 

全文は
「運は天にあり 鎧は胸にあり 手柄は足にあり
 何時も敵を掌にして合戦すべし 疵つくことなし
 死なんと戦えば生き 生きんと戦えば必ず死するものなり
 家を出ずるより帰らじと思えばまた帰る
 帰ると思えば ぜひ帰らぬものなり
 不定とのみ思うに違わずといえば 武士たる道は不定と思うべからず
 必ず一定と思うべし」

 

運というものは天が決めるものであってどうしようもない
けれど 手柄は自分の足で掴み取ることができる・・・

戦国時代の言葉ですが現代社会においても十分通用しますね

 

職場で
「どうしようもないことで大騒ぎして
 どうでもいいことに熱心に取り組み
 どうにかなりそうなことをやらない」
というパターンの人を たまに見かけます
そういう人にかぎって成果にこだわる傾向があって
そんなのが上司だと 下はたまったもんではありません

私も 「手柄」の取り方をはき違えることのないよう
日々注意したいと思っています