4月7日(土)、私は神奈川県茅ヶ崎市で行われたイベント「布団の中のアーティスト,12」に参加しました。
※写真は会場の茅ヶ崎log in(@Login_Chigasaki このビルの3階にあります)
※すでにnoteにて記事を書いているので、そちらもご覧いただけると幸いです。
・「布団の中のアーティスト」というイベントについて
そもそも、「布団の中のアーティスト」というイベントはどんなイベントなのでしょうか?
イベントの主催者、哲生さん(@tetsuo040500)のブログ「布団の中のアーティスト」では
イベントの趣旨について説明しています。
※2014年8月10日に書かれたブログの一部を抜粋してご紹介します。
記事の全文はこちらをご覧ください。
引きこもりの方 参加型のイベント
その名も
“布団の中のアーティスト”
を開催するに理由や趣旨について書きたいと思います。(省略)
僕は十代の大半引きこもって過ごしました。
人一倍コンプレックスが多く、誰とも話さない日が何日も続きました。
(省略)僕の場合、音楽という表現行為で徐々に人との繋がりを持てるようになりました。
引きこもると繋がりが極端に少なくなってしまいます。
僕が引きこもり現役バリバリだった頃に比べ、最近はSNSが普及してるおかげで、家に居ても外と繋がりやすくはなったと思いますが、
直に会って自己表現するという機会は作りづらいように思います。
そういう“機会”や“きっかけ”を作りそして
音楽に限らず、色んな表現欲求を満たしてもらうこと、
それが“布団の中のアーティスト”の目的です。
「布団の中のアーティスト」の第一回開催は2014(平成26)年9月27日で横浜で行われました。
その後は約3ヶ月の間隔を挟んで開催されて、今回で12回目を迎えることになりました。
・きっかけは、「布団の中のアーティスト,9」からでした
私が「布団の中のアーティスト」に関わったのが、ちょうど1年前に行われた
「布団の中のアーティスト,9」でした。
イベントに来た方に無料で配布されるコンピレーションアルバム、
「布団の中のア~ルバム Ⅰ」に私の曲を収録していただく機会を得たことがきっかけでした。
※そのときのイベントについて書いたブログがあります。ご覧いただけると幸いです。
自称ミュージシャンの私の音楽活動は、制作した曲を配信サイトにアップロードすることだけでしたが、
コンピレーションアルバム収録は、ネット以外の場所で自分の作品を聴いてもらえる絶好の機会でした。
これをきっかけにして、イベントが開催される度に配布される「布団の中のア~ルバム Ⅱ」、「Ⅲ」、「Ⅳ」
と継続して作品を収録していただきました。
※蛇足ですが、「布団の中のア~ルバム Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ」に収録された私の曲について紹介させてください。
「Cat in boots」・・・「布団の中のア~ルバムⅠ」に収録
「Vanilla Queen」・・・「布団の中のア~ルバムⅡ」に収録
「明日こそ」・・・「布団の中のア~ルバムⅢ」に収録
「働きたくない」・・・「布団の中のア~ルバムⅢ」に収録
※T-BOLAN「離したくはない」の替え歌、作詞のみ。演奏は陰気キッズ(哲生氏、大谷健児氏@tani7231 )
「Hot Girl」・・・「布団の中のア~ルバムⅣ」に収録
・パフォーマンスで参加を決意
「ア~ルバム」に曲を収録していただくことでイベントに関わってきましたが、
今回は「ア~ルバム」収録の他に、意を決してパフォーマンスでイベントに参加することにしました。
昨年から、私はバンド活動に代わって一人でできる音楽活動はないかと模索していました。
その答えがベースだけで演奏をする“ソロベース”でした。
ソロベースも始めた当初は練習の一環として行っていたので、人前で演奏することを想定していませんでした。
配信サイトに曲をアップロードしても全く聴いてもらえない、
これで音楽活動をしているといえるのだろうか?
このままでは、ミュージシャンとして見てもらえないのではないか?
私はそのような焦りを感じていました。
ミュージシャンとしての自分を見てもらうにはネットだけでは足りない、
ネット以外の場所、つまり家から出て何処かでライブを行って自分を見てもらうしかない。
「布団の中のアーティスト」は今の私が人前に出てライブを行うのにふさわしい舞台でした。
当日のセットリスト
1、喝采(ちあきなおみのカバー)
2、啓蟄 Keichitsu(オリジナル)
3、End Roll(Chigasaki version)(オリジナル)
最後に人前で演奏したのはいつなのか思い出せないくらい久しぶりに人前で演奏しました。
久しぶりの演奏をバンドなしで一人で行ったので演奏は散々でした(バンドがあったとしても演奏は散々だったでしょうけど)。
今回については演奏の出来よりも、人前に出てとにかく演奏することが私にとっては大事でした。
・私が人前に出ることを拒んだ理由
私がこれまで人前に出なかった理由は、“劣化”したからです。
最後に所属したバンドを脱退したのが十数年前、バンド脱退後の私は自信を失い何処かのバンドに加入もしなければ、自らバンドを結成することもしませんでした。
音楽活動から距離を置いたことで、私とかつての仲間たちの演奏技術の差はどんどん開いていき挽回しようとしても追いつけないほど差が開いたことで、私はさらに自信をなくしてしまいました。
さらに年齢の加齢によって私の外見も変わりました。
演奏技術と外見の衰えという現実を私は受け止められませんでした。
正直、今でも現実を正しく受け止めたとは断言できません。
劣化は加速する一方で、改善されることはない。
劣化したことを認めないと、先には進めない。
今回、パフォーマンスで参加することを決意するまでには私なりに迷い抜いて決断を下した葛藤がありました。
私自身の悩みであり葛藤なので他人にとってはどうでもいいことでしょうが、
せめてこの記事をここまでご覧の読者の方には知っていただきたいと願っています。
・ネット配信も行ってます
会場の様子はツイキャスによるライブ配信も行っていたので、
会場に来られない方にはネットを通して見てもらうこともできました。
私も遠方に暮らす友人数人にツイキャスによるライブ配信があることを告知しましたが、
連絡がなかった友人はきっと観ていないでしょう(無様な自分を見せないで済んだとホッとした反面、
自分の演奏を見てもらえないのはやはり悲しいですね)。
・「布団の中のアーティスト」は、まるで「アマテラスの天岩屋戸篭り」伝説?
「布団の中のアーティスト」というイベントは、例えるならば日本神話の「アマテラスの天岩屋戸篭もり」
で行われた宴みたいなものかなと思っています(笑)
アマテラスが弟神スサノオの乱暴狼藉に嫌気が差し天岩屋戸の中に閉じこもったことで、
この世は闇に包まれてしまいました。
この事態を憂いた神々は一計を案じて、天岩屋戸の前で宴会を行うことにします。
宴会が盛り上がると、外の様子が気になったアマテラスが天岩屋戸を少し明けて覗いているところを、
力自慢の神アメノタヂカラオが天岩屋戸をこじ開けてアマテラスを引きずり出します。
アマテラスが再び現れたことで、この世は光を取り戻しました。という神話です。
「布団の中のアーティスト」では、引きこもっている人を無理やり引きずり出すことはしませんが(当たり前ですけど)、
引きこもっている(引きこもっていた)人たちの前(ネットによる配信、会場)で何か楽しそうなことをやっている様子を見せることで、
自分も部屋(家)から出てこのイベントに参加したいという気持ちになれるかもしれない、再び社会・人と接する機会を与える
大切なイベントです。
・皆様ありがとうございました
主催者哲生さんを始め、関係する全ての人々の熱意がこのイベントを支えています。
イベントを運営していれば苦労もたくさんあると思います。
関係者皆様のおかげで私は再び人前で演奏する機会を得られました。
この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。
関係者の皆様、出演者・観客の皆様、ネット配信でご覧になった皆様、
この日、このイベントに関わった全ての皆様に感謝申し上げます。
