季節の狭間に | 一輪挿しのBLUES

一輪挿しのBLUES

風流ならざるところ、また風流なり。

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いやはや人の情なるものは奇妙奇天烈でいて摩訶不思議なもので感情・友情・愛情・同情・薄情と様々な模様に姿を変えながら私共の心中に波風を立ててゆきますもので誠に以って厄介な代物でございますな

永い人生。この長い旅路の中で情に流され振り回されるなどということは、季節の風が吹き抜けるが如く極々当たり前のことと理解しているつもりでもいざとなると翻弄されてしまう自分がおりますわけで何とも滑稽極まりない

自然風月は盡く無情と申せども、人には情が溢れております。故に要らぬ苦労があるもので、だからこそ人が人間らしくいられるのでございましょうな

泣き笑い一喜一憂を味わいながら歩み続けることこそが人の道なのでありましょう。その感覚はまるで春夏秋冬を愛でて味わう様子に似ているわけでございます。


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