本日は宮古市魚菜市場で「冬の味覚祭り」が開催されました
この冬の味覚祭りでは先着500名に牡蠣汁が無料で振舞われた他、青年部商店による特製海鮮ヤキソバの販売、豪華景品が当たる大抽選会などが開催
漁師バンド「漁港」さんのミニライブなんかもありました
実は漁港さんは普段は千葉県浦安で魚屋さんをしているそうです
そしてなんといっても今回の目玉はTVでお馴染みの現役水産庁職員でありながら魚食の伝道師として有名なウエカツこと上田勝彦氏によるトークショーです
会場は多くのお客さんで満員です
さっそくトークショーが開始
上田氏は魚菜市場の感想など色々話してくれました
・規模は小さいながらそれぞれ特色ある商品を置いてある
・今では生産が少なくなった本物の新巻鮭が売っている（北海道はただの塩引き鮭がほとんど）
・新巻鮭の頭が1個100円はすごい安い
・鮭の燻製など全国的に見てもすごいレアな商品が普通に売っている
などなど
地元民だと当たり前だと思っていましたが、こういう宮古の文化は都会から見たらとても貴重で素晴らしい財産だということを改めて実感しました
今回上田氏はトークショーをする傍ら、宮古の新鮮な海産物を使った創作料理を4つもその場で作ってくれました
・宮古産タラを使った大分郷土料理「りゅうきゅう」
・宮古産セイダ（サメガレイ）を湯炊き料理「湯煮」
・宮古産新巻鮭と寒ほうれん草を使った「塩魚の野菜炒め」
・宮古産タラと生マツモを使ったまぜごはん「炊かず飯」
実演中はお客さんがかぶりつくようにその作業の様子を眺めていました
僕も上田氏の手際の良さに感心しちゃいました
今回上田氏が実演披露した4つの魚料理
レシピを主催者がまとめてあとで魚菜市場で配布してくれるのかと思ったら、その予定はないそうです
こういうところは本当に宮古市は商売が下手ですね
レシピがあれば、それをもとに魚菜市場で買い物したいと地元民の僕ですら思いましたので、外部の観光客からしたら言わずもがなです
実行委員の方々、ウエカツレシピの配布を希望します
上田氏とはトークショーの前に弊社社長が短い時間ですが、マグロの話もさせていただきました
魚食をもっと広めたい上田氏と日本船の獲るマグロの美味しさを広く知ってもらいたい我々漁業者の想いは一緒だと感じました
いつかなんらかの形でお仕事を一緒にできたらと思いました
漁港さん、上田さん、宮古まで来てくださり本当にありがとうございました
●浜田漁業部HPはこちら⇒ http://hamada-gyogyoubu.co.jp/
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