こんにちは。
ブログをご訪問くださってありがとうございます。
ボディ・セラピストの天野茂美です。-
私たちが生まれながらに元々持っている気(エネルギー)、それを元気というのですね。
私たちは痛みや苦痛に目が向きやすい傾向にあります。
それは、危険を察知し生きのびるために、ほぼ全ての人がもれなく搭載している脳の機能です。
だから仕方のないことでもあるわけです。
そして、私たちは日ごろ意識していることによって、健康も人生も左右されるのだということも、また事実です。
ということは、脳の機能がそうであるからと言って、マイナス要素ばかりに目を向けていると、体も心も人生もどんどんその方向に向かってしまいます。
意識していようといまいと、です。
それは避けたいですよね?
であれば、自分の意識で変えましょう。
脳が痛みや辛さをキャッチしてくれるのはとてもありがたいこと。
その機能がなければ、危険に遭遇しても回避できませんから。
でも、それ以上の意味を持たせることをせず、
「今の状態を知らせてくれてありがとう」
「じゃ、私はどうなりたい?」と、ご自身に尋ねてみてください。
痛みに突っ込んでいくのではなく、その辛さと自分自身を切り離し、どのような体であれば心地いいのか、「快」の方向へ意識を向け、その「快」の体感を味わおうとしてみてください。
言葉だけでなく、体で快を味わってください。
もしかしたら最初はうまく体感できないかもしれません。
でも、何度でも「快」を味わおうとして、繰り返しそちらに意識を向けようとすることで、必ず快を感じるセンサーが働きやすくなりますから。
「私鈍感なんです」と仰るクライアントさんにもよくお話しするのですが、
痛みをそれだけ感じることができるんだから、鈍感じゃありませんよね
感じることはできている、ただ元気に戻ろうと思うのであれば、その方向性ではうまくいきませんよ、
方向を180度変えて、心地よさを感じようとすれば良いだけなんですよ、
それだけ痛みを感じることができるのだから、必ず「心地いい」も感じることができるはずですよ、と。
ただ意識の方向を変えるだけ
自分にとっての「心地いい」を感じようとし続けるだけ
本当にシンプルなことなのですが、シンプルすぎて見落としがちなんですよね。
でも、本当に大切なことです。
体には叡智が詰まっている
長年体と向き合い続けて実感していることです。
「ご自分の体にはとてつもなくすごい叡智が備わっているんですよ~」と言われても、そんなに簡単にそれを実感して納得することはできないものかもしれません。
体感が伴ってこそ、深く納得できるものですから。
まさに腑に落ちる、です。
その体感の第一歩として、まずはご自身の体に意識を向ける時間を作るようにしてみてはいかがでしょう?
一日に時間を決めて、短時間でも良いので、ぜひ自分の体の感覚を深く味わう時間を持ってみてください。
例えば、朝起きて、布団から出る前の時間や、寝る前に布団に入って眠りにつく前の時間など、とても良いのではないかな?と思います。
自分の体が今、何をどう感じているのか?
できるだけ思考をシャットアウトして感じてみてください。
その時、感じた状態に対して批判したり反省したりせず、ただありのままの状態を感じ取ってあげてみてください。
それを繰り返していると、体はこんなこと言いたいのかな?みたいなことを感じ始めるかもしれません。
もっと体にこうしてあげたいな、と感じることもあるかもしれません。
そうやってご自身の体と対話が始まると、元気へ戻る歩みが加速し始めます。
心地よさへと向ける意識が、あなたの体の叡智の扉を開くのです。
最後までお読みくださってありがとうございました。