声援団でお預かりした募金は、
チームまるごみという団体にお預けしています。
22日、チームまるごみさんに同行させてもらって、
石巻へ行ってきました。
支援先の一つ。明友館という避難所です。
震災直後のお話を聞きましたが、本当に大変な中を
くぐりぬけていらっしゃいます。
ここは、中心となっている若者たちがしっかりとしていて、
お年寄りをしっかりと支えています。
いまでは自分たちが拠点となって、小さな避難所や
家で避難している人たちと繋がって、支援しています。
チームまるごみと一緒に活動していらっしゃるのが、
A-TRUCKという会社。
冷蔵車で新鮮な食品を運び届け、また、炊き出しを行います。
バイクなどの大きいものから、タオルなど、あらゆるものを届けてくださっています。
トラックには支援してくださったたくさんの名前が。
もちろん、声援団もあります。
この日は、お寿司屋さんが中心となって、
マグロの解体ショーをして鉄火丼がふるまわれました。
みなさん、とても喜んでいらっしゃいました。
石巻の北、大指では・・・
これからも、長く長く、支援してゆきたいと思いました。
ここは、原発で家に帰れない方たちがいらっしゃいます。
最初は2000人もいて、足の踏み場もなかったそうですが、
今では半分ぐらいになったそうです。
全体的には整っているような印象でした。
全部ではありませんが、シーツと段ボールで仕切りもありました。
少しだけ、プライベートが確保できます。
ボランティアセンター、金融機関、弁護士の相談所、
キッズルーム、ランドリー、避難所初の派出所までありました。
ビックパレットの中にひとつの街が出来上がったような印象です。
安否情報だらけだった壁には、チャリティーコンサートのお知らせや
ワンちゃんを預かっていますという張り紙など、
時間の経過も感じさせてくれます。
でも、家に帰れるわけでもなく、仮設の問題、雇用の問題、
不安は数え切れないほどあるだろうと思います・・・。
今回は、チーバ君が野球の道具を届けました。
子供たちの笑顔が増えるといいですね!
レポート 越智静香