子育てしやすくするために「ママタレ」を消す...??? | 伊勢崎あずまの塾 精鋭みどり塾

伊勢崎あずまの塾 精鋭みどり塾

群馬に生きる塾講師の...ぼやきブログ。

石丸伸二氏、ママタレを前に「ママタレの存在を消す!」子育てしやすい日本を作るには?に即答(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 

バラエティ番組で大沢あかねさん、

pecoさん、鈴木紗理奈さんら

いわゆる「ママタレ」達から

 

「子育てしやすい日本を作るには

どうしたら?」

 

といった質問を受けた石丸伸二氏、

 

「これ、一つあって。

お三方を前にして心苦しいですが…」

 

「ママタレという存在を消す!」

 

と即答しましたねぇ。

 

 

「というのは、お母さんの役割、

母親の責任が大きすぎる、日本社会は。

その上で女性活躍、仕事もやれって

無理ですよ。

どっちか諦めないといけないのが

今の日本社会」

 

「ママタレというので表に出すと、

お母さんが母親業をしないと、

という国民意識、ものすごいついちゃってる。

これが社会変化を妨げてる」

 

「正直、行政でなにかやる、

民間企業でなにかやる前に、

意識のレベルでお母さんの役割を

変えていかないと」

 

 

...これについては大賛成ワイ。

「イクメン」と同じことだと思いますねぇ。

 

いまや夫が育児するのは当たり前。

にも関わらず「イクメン」という言葉が

「仕事だけでなく育児もする

イケてるメンズ」

という間違った印象操作をしている。

 

仕事をするママ、特別でもなんでもない。

ママであるタレント、芸能人だって同じ。

しかし母親である芸能人がみな

「ママタレ」と呼ばれるワケではない。

 

要は「ママタレ」の語義である

「ママであることをアピールポイント

にしている好感度頼りのタレント」

という、不穏当なイメージを

ポップな言葉で隠れ蓑にしている。

 

石丸氏が図らずも明らかにした、

白日の下にさらしたのは

「自己矛盾的なおかしさ」

ではないかと思うのです。

 

 

ワイなどはパートナー様に

日々鍛えられているため

「夫も育児するのは当たり前」

という意識なんですが

それでも他人、特にママさんから

「イクメンだねぇ!」

と褒められると、やっぱり嬉しい。

 

「そんなの当たり前ですよ~」

と返す、思うのが筋なのに

嬉しく感じてしまうというところに

自己矛盾が発生しているワケです。

 

 

「ママタレ」にしてもそう。

タレント自身が

「ママのタレントなんて

特別でも何でもない!」

「働いてるママだってフツーだし

たまたま芸能人ってだけ!」

と声を上げるべきなのに

否定するどころか、その枠を

狙い奪い合っているという...。

 

もっというと、タレントじゃなくて

一般の視聴者、特に「ママ」たちも

「ママタレ」なる言葉に違和感を覚えず

キャッチーなフレーズとして

むしろ好意的に受け入れている点に

やはり自己矛盾が発生していると。

 

 

とかく発言が切り取られ

揶揄されがちな石丸氏ですが

物事の本質を見抜き突く能力は

非凡なモノがあるなぁと。

 

説明、解説がロジカル過ぎて

共感性や情緒面を重視する層には

あまりウケがよろしくない、

 

...という欠点?もあるようですが。

 

 

みどり塾でした。こんにちは。