日本が北方領土が戻ってくることにあまり興味がない...??? | 伊勢崎あずまの塾 精鋭みどり塾

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丸田佳奈医師 金慶珠氏と舌戦「元々日本の領土で、その資源ですからっ!」「毎回ゴールポストずらす」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 

尖閣、竹島、北方領土について

議論を交わす番組で

ミス日本入賞の丸田佳奈医師と

東海大教授の金慶珠氏が舌戦を。

 

 

「日本が北方領土が戻ってくることに

あまり興味がない。なぜかというと、

北方領土が戻ってくることによる

日本のメリットは何かというと、

日露関係の進展とか戦後の清算とか、

果たして日本のメリットに…」

 

と金氏が述べると、丸田氏も

 

「資源が豊富ですもの。

あの辺りの資源って本当に豊富で、

漁師さんが実際に魚を捕まえると…」

 

などと反論、そして大原則を。

 

「いやいや、元々日本の領土で、

その資源ですから、なんで渡すんですかっ!」

 

 

...もうねぇ、まさにコレ。

コレしかないんですよねぇ。

資源がどーの、メリットがどーの、

じゃないんですって。

 

そもそも日本政府としては

「日本に領土問題は存在しない」

という立場を明確に堅持している。

 

理由もクソもなく

「我が国の領土だから、以上!」

なんですよ。

 

あと、韓国人である金氏に

「日本が北方領土が戻ってくることに

あまり興味がない」

などと訳知り顔で言って欲しくない。

 

 

加えて金氏は

 

「北方領土もそうだし、竹島もそうだし、

考え方を大転換させれば、

友好の場として活用できる」

 

「グローバル化になって、

みんな多様性とか言うじゃん。

その意味では、竹島とか

もっと日韓がお互い活用できるように

何らかの工夫があれば」

 

などと嘯く始末...。

 

 

この言葉ですでに結論が出ている。

少なくとも金氏も竹島に関して

領有権が韓国にあると、

絶対的には思っていない、と。

 

もし間違いなく韓国の領土だと

認識しているならば

「友好の場」だの「多様性」だの

「お互いに活用」だの

 

...そんな理屈をつけるはずがない。

 

「我が国(韓国)の領土、以上!」

で済ませるはずなのだ。

 

 

ちなみに領土問題については

 

(私も日本に領土問題はないと

認識しているので一般論だが)

 

話し合いで解決できるものでは

絶対にないと考えている。

 

それこそ主権の本丸、コアの部分。

現実的な利益や利便もそうだが

イデオロギー的な意味でも

絶対に譲れないものなのだ。

 

それを話し合うということは

場合によっては、全部か一部か

領有権を放棄する可能性がある、

 

...そういうことだ。

 

 

「不断の外交交渉によって

解決を成し遂げるべき」

 

という理想論は理解できるし

それが成立するほどに

極めて高度に理知的な民度を

互いの政府や国民が有していると

思いたいのも山々ではある。

 

 

...しかしありえないのだ。

 

少なくとも日本以外の国で

そこを「話し合おう」と譲歩する、

そんな国はないと思っている。

 

 

当事国のどちらかが

政治的 or 経済的 or 軍事的に

有利な状況となり他方を抑えつける、

 

...現実的にはそれしかないと思う。

 

絶望的な無力感に打ちひしがれるし

平和的な解決を望む気持ちだって

もちろんあるのだが...。

 

 

みどり塾でした。おやすみなさい。