こんにちは。みどり塾です。
SNSで誹謗中傷した“加害者”を田村淳さんが直当たり 『慎重に考えメイクして取材に応じることにした』（FNNプライムオンライン） - Yahoo!ニュース
怖い物見たさで読んでしまい、
．．．激しく後悔してしまいました。
飯塚「上級国民」昭三氏が起こした
プリウス池袋暴走事故により
奧様とお子様を亡くされた被害者
松永拓也氏への誹謗中傷を行った
．．．油利潤一氏へのインタビュー。
（インタビュアーは芸人の田村淳氏）
「金や反響目当てで、飯塚昭三先生と
闘ってるようにしか見えませんでしたね。
男は新しい女作ってやり直せばいいこと。
お荷モツの子どもも居なくなったから
乗り換えも楽でしょうに哄笑」
．．．問題の投稿。
何度読んでも、無関係の私ですら
根源的な怒りを禁じ得ない、
形容しがたい愚劣な内容です。
「どうせ見ないだろうっていう軽い
気持ちで自分の意見を送ってしまって。
まさか見ているとは思っていなくて、
その時はすごく狼狽してしまいました。
ちゃんと見ているのだなと思って
すごく後悔しています」
「誹謗中傷してしまった当時としては、
仕事もしていなくて、今後が不安で、
すごい焦燥感に悩まされていて。
朝起きた時が一番つらくて、起きると
絶望的な気分になったりとかして。
それでツイッターとかで
誹謗中傷したり、過激な返信を送ったり
というのが続いていたので」
「当時の考え方としましては、自分が
されて嫌だったことをされた時には、
うっ憤晴らしに、他人を傷つけるということ
を自分の考え方でしてしまって。
それが続いてしまって、それが
エスカレートしてしまって、松永さんに
誹謗中傷することになってしまいました」
．．．一読するに、反省の弁を述べて
しおらしくしているなとも思えましたが
油利氏、もちろんそんなタマではなく。
有罪判決が下った際に
「ＳＮＳでの発信はしない」
と誓った油利しでしたが．．．、
「僕としても遺族に対してとても
心象が悪いように見受けますが、
まあやっぱり禁酒をしろと言われている
人がお酒をやめられないと一緒で、
やっぱりSNSはやめられなかったです」
「『いいね』とか『インプレッション』が
増えたりすると気が高ぶり、
続けたいなという考えになります」
「また誹謗中傷してしまうのでは？」
という問いかけに
「わからない」と答えた油利氏。
「『きちんと心から反省して
謝罪をする日が来ることを
願っています』という
松永氏の思いをどう考えるのか？」
という問いにも口をつぐんだ油利氏。
図らずもその心情が露呈したのが
次の言葉でした。
「この先、自分はどうすればいいのか、
何が正しいのかは
今の自分にはわかんないので、
どうすればいいか知りたいです」
「自分としてはSNSがある
今の時代が好きなので、
何があろうと使い方を改めて
続けていきたい」
犯罪が起きた際に
加害者の心理を分析して
同じような犯罪を防ごうとする、
その意義を否定はしません。
しかしこの記事を読んだ
正直な感想としては
．．．到底わかりあえないし
わかる必要も感じないな、と。
言い過ぎかもしれませんが
．．．同じ人間とは思えないな、と。
一般社会から隔離するべき人間。
いわゆるサイコパスのような
印象を拭えません。
「何があろうと」
「続けていきたい」
．．．松永氏の無念を思うと
やりきれない気がします。
対話のやりとりはできても
意思疎通は不可能。
応酬話法のような共感できない
無機質な返答、反応。
．．．とてつもない徒労感、
無力感に苛まれました。
真に怖いものは
人間の無自覚の悪意
ということを思い知らされた、
そんな記事でしたねぇ．．．。
興味のある方はjinquany35@gmail.comまでご連絡ください！
