こんにちは。みどり塾です。
先日、通勤中の電車内で
若い女性とオジサンの集団が
仕事談義を熱くカマしていました。
「オレらは役所でも異端っていうか
クセが強いからさ。
でもその分、成果は上げてるぜ？」
「そうそう。
オレも自分では仕事ができるって
思ってたんだけど、コイツには
鼻をポッキリ折られちゃって」
「．．．へぇぇぇ！
そ～なんですかぁ～！！」
「ホント、オレと仕事すると
世界が変わるっていうかさ。
マジで目が開かれるよ、きっと？」
「これ、ホント。
オレも目が開かれたクチだから。
そんなやり方？って感じで
ホント、青天の霹靂だったよ」
「．．．凄ぉ～い。
そんなになんですかぁ～！」
「そうそう。
その代わりかなり厳しいぜ？
一年まずはついてきてみ？
その後の世界がガラリと変わる。
相当、ホント相当キツいけどね」
「いや、これマジ。
オレもなんとかついてったけど
ホント、キツかった。
でもその後の仕事のやり方、
マジで変わったからね。
『どこでそんなやり方学んだんですか』
って周りからも言われてさ」
「．．．そうなんですかぁ～？
いやホント凄いですねぇ～！」
というのがエンドレスループ。
おまけにオッサンら声デケぇ。
ウルサくて苦情レベル。
ホントに役所の方？
どこの役所か知らんけど
公務員がドヤッてるの
初めてみたわぁ。
なんか中央の省庁レベルの
物言いっていうか。
いや、ホントのできる人は
こういうドヤり、しないと思う。
だってできるのが当たり前の
集団にいるはずだから。
あと、女性の目が死んでるの、
いい加減気づけや、オッサンズ！
見た目から判断するに
ワイより幾分か年上かなぁって感じ。
それが中２病よろしくな文言で
若い部下の女性にドヤッてる、
という．．．地獄だったワケで。
さらに細かいんだけど
「青天の霹靂」って
そういう使い方しないかな。
「思いがけずおこった
突発的な変動や大事件、
突然うけた衝撃」
っていう意味なんで。
「虚を突かれる」
「裏をかかれる」
「寝耳に水」
っていう類語表現もあるねぇ。
要は「予想外」ってことなんで
大枠では合ってるんだけど
本来言いたかったニュアンスとは
ズレがあるかな。
「目が開かれる」
「目から鱗が落ちる」
「頓悟する」
「開眼する」
「ハッと気づかされる」
．．．というのが適当かな、と。
気になってしまった出来事でした。
