と語ったのは複業の取引先の
２０代女性社員さん．．．。
「ワタシ、免許取ったんですよぉ」
．．．それはおめでとう！！
「その教習所、イケオジが多くて。
すっごく楽しかったですぅ～。
学科講習の講師、特に推しで。
その先生の授業がないと
やる気、出ないっていうかぁ」
．．．イケオジ。
イケてるオジさんってことか。
竹野内豊、とか
阿部寛、とか？
でもキミだともっと若いのが
オジさんかなぁ。
「そんなことないですぅ。
その先生も４８歳だし」
．．．４８！！！
それは、マジのオジさんだねぇ。
「でもホントにかっこいいんですよぉ。
娘さんがいるらしくて。
優しそうでそこもいいんですよねぇ。
なんかぁ若い子と違って
余裕？みたいのがハマるんですぅ」
．．．そ、そうかぁ。
まぁ確かにね、そこまでオジさんで
余裕がなかったら逆にヤベぇもんね。
「．．．だからみどり塾さんも
実は結構推しっていうかぁ」
．．．？？？ワ、ワイが？
そ、そりゃ、どうも。
「いつも家族の話、されますよねぇ。
いいパパって感じがハマるっていうかぁ。
奥さん、すごく若いって聞いたんですけど」
．．．は、はぁ。まぁ若いかなぁ。
「じゃ、ワタシとかも対象になります？」
．．．いったいなんだ、この状況は。
どーしてこんな話になったのだ。
適当に茶を濁そう、そうしよう。
「それで？
オレは若い子にモテるんだよ、
って、そういう自慢？」
．．．ち、ちがいますよ、やだなぁ。
ただ奇妙なこともあるもんだなぁって。
「ま、冗談はさておき。
ちょっとわかる気がするわ。
その子、ワタシに似てるんだと思う。
ワタシも同年代とか基本ダメだし。
ガキっぽいの、ダメなのよ。
あとワタシ、わがままじゃない？
同年代だとケンカになっちゃうし。
その点、アナタくらいだと大人だから
なんでも許してくれるでしょ？」
．．．なんでも！許してくれる！
そんなつもりはないんだけども。
結果的にそうなってるというだけで。
「気をつけなさいよ？
その子、仕事で一緒のとき多いの？」
．．．いや、ほとんどないかなぁ。
月に１回程度だねぇ。
だから余計ビックリしたんさ。
「アナタはイケオジじゃないけど、
たぶん波長？タイプ？が
合ったんでしょうねぇ。
ある特定のタイプの女子に
モテそうだもん、アナタって」
．．．ワガママな感じの？
パートナー様、笑ってましたねぇ。
さすがに疑われないでしょうけど
．．．気をつけるとしましょう。
みどり塾でした。おやすみなさい。
