チャットGPT問題...。 | 伊勢崎あずまの塾 精鋭みどり塾

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群馬大生はチャットGPTの利用不可…リポートや論文に転用なら退学・停学も(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース

 

記事によると

「チャットGPTで作られた文章を

リポートや論文に転用することは

『剽窃』(盗作)にあたるとして、

場合によっては不正行為として

退学や停学などの処分を出すとした」

とありますね...。

 

上智大学や東京大学でも

リポート作成における利用は

認めない方針を打ち出しています。

 

 

※チャットGPTとは...

質問に応じて自然な文章を作成する

対話型AI(人工知能)。

米新興企業「オープンAI」が無料公開、

世界で1億人以上が利用している。

高い利便性が認められる一方で

誤った内容で回答することもあったり

著作権侵害の可能性も指摘されている。

 

 

 

「悪いのは技術ではなく使う側の人間」

 

新しモノ好きな知人は言います。

 

「インターネットだってスマホだって

最初は問題点ばかり指摘されたが

今では誰もが使っている。

確かに問題はあるが、だからといって

この流れは止められない。

むしろドンドン取り入れて使い方を学び

ルールなどを策定していくべき」

 

 

...なるほど一理も二理もある。

が、問題があることを認めた上で

「時間が解決する」的な放任主義は

教育機関ではできないだろう。

まして学位などに関係するならば

性善説に任せてはおけないのだ。

 

大元に厳格なルールありき。

そのルールに則りながら使用し

素晴らしい活用法や学習効果、

研究成果を導くこと。

それこそが本当の意味での

技術革新ではないでしょうか。

 

 

というより、そもそも論として

教育機関が新技術の効果について

先鞭を付ける必要はないのです。

「一か八か」

「上手くいけばラッキー」

的な発想は教育には必要ない。

次世代を担う子ども達の学びには

熟考に熟考を重ね検証されたものを

慎重かつ丁寧に実践していくべき

...と思っています。

 

 

みどり塾でした。おやすみなさい。