この道場では幼稚園さんでも

こうして黙想による精神統一が

できてしまいます。

しかしながら、道着や帯をつけない私どもの

道場以外の出張空手講義を受講なさる

こどもさんたちは、そうとも限りません。

「郷に入っては郷に従え」とは言いますが

郷に入っているとも限らないわけであります。☺

ですから、義務教育システムも同じように

既存の全体の統制、同時進行型授業のみでは

全体をまとめるには少し無理がある

時代なのです。

先程の精神的には(心の中身は)

システムに入りたいと思ってない

お子様が増えています。

これはどうしてもシステムに対応できる、

または過去に対応していた人からは

理解しにくく、逆に統制を乱す人と思いやすい

のですが、これは多様化とか国際化、

こども中心家庭による親子の対話型
(一方的な指導型ではない)

の現れであり、

実は豊かさの象徴なのかと思います。

「学級崩壊、教師の指導不足、不登校、

多動性発達障がい」はもうこの言葉自体が

古くなってきた時代の到来です。

年齢が上の人ほど昨今の状況は

過去の教育とのギャップにより

理解しにくいと思います。

昭和42年(1967年)生まれ56歳が

ここまで気づくのには時間がかかりました。