今年の年末は格闘技が盛り上がってますね!
若手、ベテラン、少し終わりかけの人、いろいろな選手でいろいろなご意見があると思いますが、みんなの頑張っている姿を見てあげてくださいね!
日本を盛り上げてくれているのですから。
いまから25年前のむかーしむかーし。
黒い戦士ノッパディーは、私の中段突きに合わせるように今度は膝蹴りを蹴ってきました。
とっさに私は体を右、左と狙ってくる急所を反射的に逃がしました。
「ひくー!」と思いました。引くーではなく低くーです。
空手はみぞおちや、わき腹を狙いますが,タイはへそのあたり、腸(丹田)を蹴ってきます。
金的カップをつけているので、低くてもお構いなしですし、蹴られたほうも気にしていません。
今の空手家よりよっぽど武道家です。
なぜそんなに低いところを蹴るのか考えました。
どうやら蹴るひざの角度が水平になるところを狙っているようです。
いやそれ以上に上から落とすくらいです。軸足をつま先立ちにするのも5センチ高くして落とすためです。
試合後に自分の体を見ると、足の付け根の部分が右も左も紫色に内出血して腫れ上がっていました。
ぞっとしました。またよく無意識にうまく急所の腸を外している自分も凄いなあと思いました。
威力のほうは、今まででナンバーワンです!
空手でこんなに重くて痛いひざはなかったです。まだそこまでうまくないのです。
最近の若手ではそろそろムエタイ膝を使える選手が出てきました。
1、細身で背の高い人にはお勧めです。股関節、骨盤を前に突き出す感じです。力はいりません。
2、あまり近づきすぎないように。膝には膝の距離があります。掴むのでなく、パンチで距離を測ってから。
3、膝蹴りとhひじ打ちを早くする練習をするとキック、パンチがもっと速くなります。
4、首相撲を練習に取り入れると軸、体幹(首、背中、背筋)が強くなるので、またパンチ、キックが強くなります。