震災後 携帯の中に残っていた祭りの風景です。


 2010年8月7日。

家の前の道路を往来する山車が夏の風物詩でした。

朝早くから響く囃子の音。

半纏を羽織って歩いていく男達。

暑い日差し 午後の雷豪雨。

カレーの香りがするお昼時間。

我が家では裏から出てきた近所の人達と一緒に見て

その後家でお茶を飲んだりしていた。

夜中引っ張り終わって貰うお菓子を持って帰る子ども達の足音が響いたり。




人が居るから祭り。

祭りとは人。


人を大切にしない祭りは続けられない。



高台移転を控えた私達。

まだ造成も始まらない地区もあります。

長引く工事を待てずにコミュニティーを離れて自分達で再建した人も多く

出来上がった高台に住む軒数の少なさを嘆く声もあります。

そして今後は被災しなかった家
また先に移転した人達含めての街づくりが始まります。


街とは建物だけのこと

施設のことだけではありません。




新たな街の祭りを作る日が早く来る事を祈ってます。