「お腹痛い・・・」
物心ついた時からなにかあると
すぐにお腹が痛くなり
トイレに駆け込むという状況。
周りの顔色をうかがう繊細さんで
親にも先生にも怒られないように、と
真面目な優等生を演じるけど
自分に自信が持てない。
中学ではいじめられ
高校では自分を出そうと羽目を外し過ぎ
大学ではストレスで摂食障害。
必死の努力で学校の先生になれたのに
うつ病で休職ののち退職。
国際結婚で結ばれた外科医のパートナーは
アスペルガーで私はカサンドラ症候群へ。
3人の子どもを抱えて離婚。
養育費も切られ、課題の多い子育てを
一人でこなす壮絶な毎日。
アラフォーになっても
不幸のループから抜け出せない・・・
こんな人生を送っていた。
「こんな人生もうイヤだ!」
ある日、私の中のスイッチが
カチっと切り替わる音がした。
中村聖子の年表
1977年長崎県長崎市生まれ。
山羊座のO型。
とある普通の家庭に
長女(第一子)として生まれる。
6歳、私立のカトリック系小学校へ。
この頃から周りの顔色ばかりをうかがい、
親や先生に怒られまいと
真面目な優等生を演じる日々。
心から楽しかったという思い出があまりない。
12歳、公立中学校へ進みバスケ部へ入る。
2年生のときに転校し、いじめを受ける。
親や先生に認めてもらいたくて、
勉強は一生懸命頑張り、
成績優秀だったけどいつも
自分に自信が持てなかった。
15歳、地元の公立高校へ。
弓道部に入り部活にのめり込み、
まったく勉強しなくなる。
いい仲間や先生に恵まれて、
やっと毎日が楽しいと思えるように。
弓道ではキャプテンとして九州大会へ出場。
先生になりたいという夢ができ、
部活を引退してから必死に勉強を始める。
18歳、福岡大学理学部へ追加合格。
一人暮らしを始める。
親元を離れ肩の力が抜けたが、
彼氏とうまくいかず摂食障害に。
それでも教員になるという
目標へ向けて努力と根性で勉強する日々。
原チャリで四国一周したり、
中国へ短期留学へ行ったり、
わりと充実した4年間を過ごす。
22歳、教員採用試験に合格し、
地元へ戻って中学校数学の先生になる。
子どもたちとの生活はとても
楽しくやりがいのある仕事だったが、
理想と現実のギャップに身も心も疲弊し、
中国上海へ語学留学へ。
中国語が合っていたようで
勉強も生活も楽しく、
心と体が復活してくる。
生まれて初めて人の目を気にせず
伸び伸びと生きられている
気がした。
1年半の留学を経て
医療通通訳の仕事へ就く。
出張先の病院で外科医だった元夫と出会う。
30歳、通訳会社の運営が危うく、
退職してワーホリビザで
ニュージーランドへ。
英語アレルギーを克服し、
日本食レストランでバイトしたり、
中古車買ってニュージーランド一周の旅をしたり。
大自然の中で自由な生活を満喫するも、
貯金が尽きて予定より早く帰国。
31歳、再び中国へ。
日系クリニックで働き、
遠距離恋愛中だった元夫と結婚。
2回の流産を経て
2人の子どもに恵まれる。
第1子出産直後から、
元夫に対して得体の知れない
違和感を感じ始める。
結婚して子どもに恵まれたら
幸せになれると思ってたけど
超絶ワンオペ家事・育児で
理想とは程遠い現実。
それでも必死で「幸せなふり」
をしていた。
39歳、元夫が突然「日本の島で暮らしたい」
と言いだし移住を決意。
念願だった第3子の妊活を始め、
無事に授かり出産。
マイホームの売却など
引っ越し準備を進める。
40歳、家族5人で日本へ移住。
日本語が話せない元夫は
一人都会の語学学校へ。
母一人、子3人の
離島での生活がスタート。
このときから実質シングルマザー生活となり、
仕事が見つからずネットビジネスで起業。
webライター、翻訳業に加え、
ブログ運営も始める。
41歳、元夫がアスペルガー
だということが判明。
私は精神的に追い詰められ
カサンドラ症候群へ。
元夫の長男へ対する暴力もあり
別居ののち離婚。
焦りと不安から
本質を学ばないまま、
いろんなネットビジネスに
手を出し過ぎ収入は増えず。
間違った努力で
何もかもがうまくいかず
軌道に乗ってきたものの、
末っ子が重度知的障害をともなう
自閉スペクトラム症と診断を受け、
壮絶な子育てで疲弊する毎日。
43歳、努力と根性型のビジネスを続けながら
子育てが壮絶すぎてところどころ記憶がない。
44歳、自己啓発、潜在意識、心理学、
宇宙の法則など目に見えない世界の
学びを導かれるように始めるも、
心と体は相変わらずボロボロ。
45歳、YouTubeとインスタで
子育て系の情報発信を始める。
ずっとやりたかったことなので、
仕事という感覚がなく心から楽しい。
潜在意識を書き換える
人体実験を自分で実践し
心身ともに徐々に健康を取り戻す。
46歳、ビジネス系のサポートやコンサル
の仕事をしているのに
クライアントさんからの相談は
ほぼメンタル系の悩み。
自分の体験から
アドバイスしているうちに
変わっていく人がどんどん現れる。
47歳、本格的にコーチング開始。
自分の体験を元に
モヤモヤ・イライラを活用して
自分で自分をごきげんにする
方法や考え方を伝えている。
小さいころから自分に自信が持てず
周りの顔色ばかりをうかがい
自分の本当の気持ちがわからない、
未来に希望なんて持てない人間だった。
私がうまくいかないのは
生まれた環境のせい。
アスペルガーの元夫のせい。
福祉サービスが不足しているせい。
と、何でも他責思考で
毎日イライラ、カリカリ・・・
子ども達から見ても
とても怖くて不健康な母親だったと思う。
なんとかして豊かに幸せになりたい。
ずっとそう思っていたけど
何をどうしたらいいのか。
このまま生きていても
意味があるんだろうか。
私は何のために
生まれてきたんだろうか。
人生の最期に「生きててよかった
と思えるのだろうか。
そんなことばかりを考える毎日だったが
潜在意識を学び始めてから
なんか知らんけど人生が好転し始めた。
これまでの波乱万丈な人生を
通して思ったことは、
例え
裕福じゃない家に生まれたとしても、
特別な才能がなかったとしても、
自分に自信が持てなかったとしても、
いじめられっ子だったとしても、
生きる気力がなかったとしても、
どん底まで落ちたとしても、
自分の思考癖とパターンを変えるだけで
人生は変わる。
早い人は1か月もあれば変わる。
そして、私のようにどん底であればあるほど
暗くて長いトンネルの先に光が見えた時
めちゃくちゃ幸せを感じることができる。
幸せは高低差があればあるほど
心の底から強く強く感じることができる。
だから、
今とても辛い苦しい状況にいる人ほど
幸せは自分で選べることを知ってほしい。
あきらめないでほしい。
無意識が信じていることは現実化する。
が、ちょっぴり時差がある。
私自身が体験談しているので
間違いない。
人生は必ず変えられる。
波乱万丈であるほど面白いほどに。
発達障害の息子に手をかけた母親の気持ちがわかると思った自分にゾッとした
我が家の末っ子(2016年10月生まれ)は、
重度知的障害をともなう
超絶多動な自閉スペクトラム症で
難治性のてんかんがある。
上2人の子育ても一人でやるとなると
それなりに「大変だなぁ」
と思うことも多々。
コミュニケーションがうまくとれず
毎日パニックや癇癪を起こして
暴れまくる末っ子との生活は
それは、それは壮絶で…
家にいる間は一瞬も気が抜けず
食事もまともにできなかった。
末っ子が投げてくる物をかわしながら
隠れて芋をかじったり。
私の腕は引っかかれた跡と嚙まれた跡で
傷だらけだった。
身も心もボロボロで毎日疲れ切って
死んだような眼をして表情もなく
毎日をただ生き延びるだけで精一杯だった。
心から望んで授かった子なのに。
生まれてくれたことが
あんなに嬉しかったのに。
なぜこんなに壮絶な子育てを
しなければならないんだろう…
そんなある日、
重い知的障害をもつ
17歳の息子に手をかけてしまった
母親のニュースが目に飛び込んできた。
それまで子ども虐待などの
ニュースを目にするたびに
「なんてひどいことするんだろう」
と思っていた。
でも、あの時は違っていた。
「このお母さんの気持ちがわかるかも・・・」
「私も一歩間違えば自分の子を・・・」
と思ってしまい、
そんな自分にゾッとした。
自分の子どもに手を
かけるしかなかった母親。
シングルマザーで必死に
17歳まで育ててきたのに。
どんなに辛かったか。
どんなに孤独だったか。
私もやりかねない・・・
こんなママが増えると子どもの虐待や
無理心中とか増える一方なんじゃ・・・
そのニュースを何度も何度も読みながら
暗く重たい気持ちがどんどん
心の奥深くに溜まっていくような感じで
何とも言えない恐怖と悲しみを感じた。
それからしばらくして、
高校時代の同級生が自ら命を絶った
と連絡が入った。
え・・・うそでしょ?
40代前半、
まだまだこれからというときに。
なぜ・・・
同級生のグループLINEで
いつもふざけた写真を送ってきてたのに。
あんなに笑ってたじゃない!
あんなに元気だったじゃない!
一体何があったの・・・
自分で人生を終わらせるなんて
周りの人がどれだけ
悲しむと思ってるの!!!
悲しみと同時に
怒りに似た感情も
涙と一緒に湧き出てきた。
でも、どんなに泣いても叫んでも
もうその友人とは二度と会えない。
人生ってこんなふうに
終わってしまうことがあるんだ…
私だって、
自分で人生を終わらせたいと
思ったことがある…
辛い気持ちを抱えたまま
心が疲れ切ったまま
人生を終わらせるなんて
そんなの絶対いやだ!
この人生は一度きり。
時間は限られている。
今がいちばん若いとき。
もっと健康で豊かで幸せになりたい!
毎日笑顔で楽しく過ごしたい!
自分の人生なんだから
自分で幸せになるって
決めていいんじゃないの?
と強く思うようになった。
私は本当に自分に自信が持てずに
今まで上手くいかないことばかりだと
思い込んでいた。
でも、潜在意識を知って
人生が変わった。
誰にとっても一度きりの
大事な大事な人生。
お迎えが来たときに
「あー、生ききった!」
と言って終わりにしたい。
私は残りの人生、
私ができることを精一杯やって
笑顔であの世へいきたい。
そして、私の経験を発信することで
少しでもごきげんな人が増えて
日本や、世界が元気になっていければなと
心から願っている。
そうは言っても
潜在意識とかなんか怪しい。
思うかもしれない。
または、
生まれ持った才能や
センスがないと無理でしょ!
と思うかもしれない。
誰でもいつからでも、
思考癖に気づいて行動を変えれば
人生変わる。
仕組みもやることも
めちゃくちゃシンプル。
人生どん底、世界一不幸だと
思い込んでいた私でもできた、
自分で自分をごきげんにする方法。
いつでも誰でもどこでも
「自分で幸せを選べる技術」を
私の発信、講座、個別コーチング
でお伝えしていく。
今これを読んでいるあなたが
どんなに毎日モヤモヤ・イライラ
して不幸だと思い込んでいても
大丈夫!
人生は幸せで豊かな方向にしか
流れないようになっているから。
最後に、私を生んで育ててくれた両親、
私の人生に関わってくださった
たくさんの人々、元夫、子ども達、
大切な友人、クライアントさんに
心から感謝しています💕
最後まで読んでいただき
ありがとうございました🍀