http://news.2chblog.jp/と憮然《ぶぜん》としていうのもまあもっともなことではあった。しかし、私は、友人の嘆息にもちろん同調はしたけれども、腹のなかでは、それはそれとして面白いじゃないか、とも考えていた。見知らぬ人に道をたずねる。また、それに答える。これは純粋に“実用会話”であって、いっさいの粉飾を要しない。なにより大切なのは正確ということだ。明瞭《めいりよう》ということだ。