奈良に住む虎の如く激しい人生を生きてぇぜ | 山口精張のおもしろエブリデイ☆(*^^*)

奈良に住む虎の如く激しい人生を生きてぇぜ

6月も幾日か過ぎて、どうやら暦の上では梅雨入りをしたという。

飴振って血型丸。

そんな中今日の日まで、ハニーに会うためNHKまで出かけたり、古い愛の貯蓄に頼った後、現実に叩きのめされたり、いらぬ妄想ばかりして疲労しきったり、友人のパーティーに皺だらけの格好で出向き、ありがたい説教を賜ったり、清十郎になったりしている間に、やらなければならぬ仕事が異常に増殖していた。大体からして、仕事なんてものは、期限ギリギリになって焦って仕上げたところで付け焼刃、とても、自分が納得できるものに仕上がるはずもないから、予め、余裕をもって事に挑む、というのが世の通説。反して自分。もう泣きの一手で「ああ、忙しい忙しい。なんでワシだけこない忙しいんや。アタマおかしなるわ。誰か助けてください。もうしませんから」て、自分にしかできない仕事を、他人に押しつける始末。

気持ちばかりが焦っても仕方がないので、28年間生きてきた中で、何かよい知恵はないものかと、唾液を額に塗り塗り、これ一休。慌てず一休み。

と、ポクポクちーん。こんな自分にもありがたいことに、人生の訓を授けてくださった父親なんて人があるのを思い出す。ボクの父、虎男(仮名)。まっことの感謝。虎男曰く、仕事というものは「人が嫌がる仕事を率先してやれる奴が出世するんやでぇ。だからさぼってはいかんのやでぇ。段取りような、生きてるうちに頭使うんやでぇ」と、酒に塗れたギラついた眼で懇々と話していた。

嫌な仕事もさぼらず、段取りよく。

うおお父ちゃん。そうか、そうだったのか。今までの自分は、なんとか楽をして仕事を終えようとしている節があった。それではダメなんで、何事も苦労をいとわず、不平不満を漏らすこともなく、ただただ仕事に集中する姿。それこそが何よりも美しい姿なのだ。

すっかり改心した自分は、さっそく、ホームセンターに出向きスコップ・チリトリ等を購入。そのまま、近所の溝掃除を決行。数時間の後、さぼらず段取りよう仕事した甲斐あって、溝はすっかり美しくなった。お陰で自分は泥だらけになってしまったが、そんなことは問題ではない。自分は真っ当に仕事を終えた満足感でいっぱいになりながら帰宅。パソコンの電源をいれ、いつも通りにワープロソフトを立ち上げると、自分の一番の仕事であるはずの台本作成という仕事が全く進んでいない。

これはまずい、早速仕事に取りかからねば。しかし、溝掃除を終えたばかりの自分にそんな体力は残されていなかった。

訳がわからなくなってきたので、虎男のマネして見よう見まねで酒飲んだ、ぐび。