ブログは誰かの役に立たないといけない説 | 自活屋徳々の誰にも読まれない役立たずな随筆

自活屋徳々の誰にも読まれない役立たずな随筆

あくまで自分の関心のあることだけを綴る随筆で、それが誰かの役に立つかどうかは読み手に委ねるところ。
私が一番関心あるものは、どうやって死ぬか。死に様は生き様の末路、ならばそれまでの行程は、激しく穏やかに溌剌と愉快に生きてゆきたい思いです。

東京もほんの少し秋らしくなり、
過ごしやすくなってまいりましたね。

今日は雨だったので

あまり季節を感じられませんでしたが、

皆さん体調にお変わりはございませんか?

もう少しで東京生活丸二年を迎え
すっかり東京人になっちゃった自分です。

嘘です。
関西人は他府県で、
より関西色を引け散らかします。

このところ
特段随筆(日記やブログのことを

今後随筆と云う)に残すほどのものは

ありませんでした。

東京へ来た当初

関東を巡りまくるつもりでしたが

住んでしまうといつでも行けると安心し

より引き篭もり度が加速した気がします。


引き篭もって何をしていたかと云えば

ひたすら小説を読んでました。


仕事の休みは一日三冊、

それ以外も隙あらば読んでいました。


お陰様でお腹の中に

たくさんの文体を残せたと思います。

本当は脳に蓄積できたらいいのですが

私の脳みそはスカスカなので

髪のケアと同じく

すぐ抜けて行きます。てこら!

実際書くために

色々読んだ方がいいと思ってましたが

読むと書く作業は全然異なります。

さぁ書くぞとなっても

人気小説のようにうまく書けないものです。

それまでの経験が出ます。
あと最低限の表現力は必要だと思いました。

書いては消しを何度も何度も繰り返し
一冊の小説が完成しましたが、
結局最初に書いたものと
大きくは変わっていませんでした。

一先ず、この小説を完了させ

ストックとして残し

今は次の小説を書き始めてます。


ショートストーリーも俄かに作成済で

インスタに投稿しております。


まだまだ文法も文章力も弱いため

拙いものではありますが

表現したいことはできているので

ご興味のある方は是非読んでみて下さい。


長編小説は実は持続性がかなり必要で

元来飽き性である私にとって

かなりヘビーな作業です。


しかしここのところ

少しずつ書ける喜びを感じてます。

登場人物にも愛着が湧いてきます。

時々映画監督になった気分になります。

とまぁそんなこんなで

随筆にまで時間が割けなかったわけです。

その時間があれば

小説を書きたい欲が勝ります。


それでふと随筆のあり方とは

何なのかと考えました。


人の随筆を読みたい衝動に駆られる時って

どんな時だろう?

自分の探してることを取り上げているもの

応援している方

又は好きなブロガーさんが

どんな投稿をあげているか

だいたいこの二点です。


特に前者はとても重宝されます。

私の場合小説に関することで

何か知りたいことがあれば、


この小説を読んだ人は

どんな風に感じたのか


映画なら

この映画を見た人は

どんな風に捉えたのか


ネットニュースなら

今話題のことについて

どんな見解を持っているのか


又は欲しい商品があれば

この商品の使い勝手はどうなのか

Amazonレビューは最もよく見ます。

アメブロではあまりレビューを

読みません。



いずれにしても随筆には

相手の役立つ情報が

一番ありがたく思われます。

それをビジネスとして取り入れれば

広告収入も得られるわけです。

私はそういうの全く興味ありません。

一番興味のないものは

とても個人的なことで

これ見て見てと謳っている投稿です。


私が化粧して

お肌スベスベなんて言っても

知るかボケてなるでしょ?

そういう自己満足は興味がありません。


でもね!

ほとんどの投稿は自己満足なんです。


私の随筆もあなたから見た場合

とんでもなく自己満足で

どうでもいい内容なのです。

誰の何の役にも立っていないのです。


要は発信する人(書き手)が

それを好き勝手に取り上げて

受信する人(読み手)が読み終えて

ええやん!と感じたものが

価値のある繋がりとなります。


受信する人の主観を

発信する人はどうにもできません。

タイミングもあるし、

気分的なものもあるし、

年齢的なものや感覚的なものも

あるでしょう。


老いていく自分にとって

時間軸はとても優先順位が高く

特に最近ものすごく感じるのは、

今この瞬間メッセージをやりとりしてる人

会話をしている人

酒を楽しんでいる人など

一緒に時間を共有してくれている人に

多大なる感謝と愛を抱きます。


ことを終えたあと

キューんと心が満たされます。

この感覚が生き甲斐でもあります。

わかる人にだけ伝わってくれたり

それだけでめちゃくちゃ嬉しいです。


さて、お酒も回ってきたので

さらに餃子をあてに六杯目の

ハイボールをいただき

寝落ちしたいと思います。

相変わらず取り止めない投稿を

ここまで読んでくれて方には
愛しかありません。


自活屋 徳々