NYダウ 38,807 +96.04 ( +0.25% )
 NASDAQ 17,187 +330.86 ( +1.96% )
 日経平均 38,703 +213.34 ( +0.55% )

 

4371 コアコンセプト・T (1200株) +3 +0.14 % +3,600 ( -105,600 )
5136 tripla (500株) -45 -3.26 % -22,500 ( +6,000 )
9236 ジャパンM&A S (500株) -36 -1.84 % -18,000 ( -40,500 )
7342 ウェルスナビ (1000株) +8 +0.66 % +8,000 ( +47,000 )
ガンジスの恵み/投信 (134口) -1337 -6.99 % -179,158 ( +1,360,234 )
ドイチェ・インド株式/投信 (50口) -2723 -7.87 % -136,150 ( +972,950 )

Microsoft (10株) +7.94㌦ +1.91 %  +79.4㌦  ( +1,564㌦ )
Samsara (140株) +0.55 +1.64 %  +77 ( +863  )
Lennar (30株) +1.66 +1.05 %  +49.8 ( -7  )

 

新規・清算取引なし

 

 

(日本)
'24. 6. 6 収支 -344,208円 ( +2,240,084円 )
'24. 6月間収支 -67,540円 2勝 2敗 勝率 50 %
2024 年間収支 -59,510円 55勝 49敗 勝率 52.8 %
(米国)
'24. 6. 5 収支 +206.2㌦ ( +2,420㌦ )
'24. 6月間収支 +343.2㌦ 2勝 1敗 勝率 66.6 %
2024 年間収支 -933.5㌦ 52勝 55敗 勝率 48.5 %

 

 5日のNY株式市場は続伸。5月ADP民間部門雇用者数が予想を下回る弱い結果となり早期利下げ期待が高まったほか、AIラリーを牽引するエヌビディアが5%超上昇したことや、前日引け後に決算を発表したヒューレット・パッカード・エンタープライズとクラウド・ストライクが10%超急伸し、ハイテク株を中心に相場を押し上げた

 

 エヌビディアが5.16%高、台湾積体電路製造(TSMC)が6.85%高。その他の半導体関連株も上昇し、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は4.52%高。エヌビディアは時価総額が3兆ドル(約468兆円)を突破し、アップルを抜いて世界2位となった。

 ヒューレット・パッカード・エンタープライズは10.68%急伸。AI作業に対応するサーバーの販売が大きく伸びたことから、2-4月(第2四半期)の売上高および、第3四半期の売上高見通しが市場予想を上回った。

 サイバーセキュリティのクラウドストライクは11.98%上昇。2-4月期(第1四半期)決算を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。新規の年ベース経常収益(ARR)も予想を上回っている。通期の見通しを上方修正したほか、第2四半期の1株利益および売上高の見通しが予想を上回った。競合他社が相次いで期待外れの決算を発表していたにもかかわらず、同社は好調な業績を発表。事前の期待は高く、同社の株価は過去1年間で約2倍に上昇し、同業他社よりも割高な評価となっていた。

 ディスカウントストア大手ダラー・ツリーは四半期業績見通しが失望感を誘って4.92%下落。同社は「ファミリー・ダラー」の売却もしくは分離を含む選択肢を検討する方針を示した。

 インテルは2.50%高。アイルランドにある製造施設の合弁事業に米プライベートエクイティ(PE)会社アポロ・グローバル・マネジメントが110億ドル出資し、株式49%を取得すると発表した。

 

 ゴールドマン・サックスのマネジングディレクターによれば、株式相場は1928年からずっと、7月前半が最も好調な2週間であり、同月17日を過ぎると騰勢を失う傾向があると指摘。S&P500は過去9年連続で7月をプラスで終了、平均3.7%高で終えている。ナスダック100はさらに好調な記録を残しており、7月は16年連続でプラス。平均4.6%高だという。

 

 

 ADPが発表した5月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は前月の19万2000人増から下方修正された18万8000人増から減少し、15万2000人増加と市場予想の17万5000人を下回った。伸びは今年1月以来の低水準になったほか、過去1年間の平均である19万4000人も大幅に下回った。

 製造業での著しい人員減少が影響し、労働市場の鈍化を示す新たな証左となった。

 ADPのチーフエコノミストは発表文で「下半期に向けて、雇用と給与の伸びが鈍化している」と指摘した。

 製造業は2万人減と、昨年7月以来の大幅な減少。専門職およびビジネスサービスも過去1年余りで最も多くの雇用を削減した。鉱業と情報産業の雇用も減少し、娯楽およびホスピタリティーの雇用は昨年11月以降で最も低い伸びにとどまった。

 転職した人の賃金は前年比7.8%上昇と、2ヵ月連続で伸びが鈍化。同じ職にとどまった人の賃金は前年比5%上昇と、2021年以来の低い伸びに並んだ。

 

 

 米供給管理協会(ISM)が発表した5月の非製造業総合景況指数(PMI)は前月の49.4から53.8に上昇と9ヵ月ぶりの高水準。上昇幅は昨年1月以来の大きさとなり、市場予想51.0も上回った。

 業況指数は61.2に上昇し、2022年11月以来の高水準となった。10.3ポイントの上昇幅は21年3月以来の大きさ。最近では弱いデータが続いていたため、今回の指標は経済に対する一定の安心感をもたらした。
 3日に発表された製造業の総合景況指数は3ヵ月ぶりの低水準だった。先週発表された1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は、前期比年率1.3%増。22年以来の鈍いペースとなっていた。
 仕入れ価格指数は58.1。前月の59.2から下げたが依然として高水準にある。FOMCは物価圧力が緩和している兆候を見極めようと、サービスセクターの動向に注目している。

 ISM非製造業景況調査委員会のアンソニー・ニエベス委員長は「調査への回答からは、ビジネス全般が拡大しているものの、成長ペースは業種や企業によってまちまちな状況が続いていることが伺われる」と発表文で述べたほか、「雇用面での課題は残り、退職者が出た後の補充や労務費管理の難しさがその主な原因。ビジネス状況を改善しにくくしているのは、インフレと現在の金利だという回答が大半だった」と述べた。

 

 

 国債利回りは5日連続で低下。ほとんどの年限で4月上旬以来の水準に低下した。5月のISM非製造業指数からは強弱混在のシグナルが発せられたものの、金利スワップ市場では年内と来年の利下げ観測が引き続き強まっている。

 2年債利回りは5.0bp低下の4.722%、10年債利回りは5.3bp低下の4.277%。

 

 原油先物相場は6日ぶり反発。WTIは0.82ドル(1.12%)高の74.07ドル。労働市場の軟化を示唆する新たな統計の発表を受けて米利下げ期待が高まった。前日までの5営業日続落で約4ヵ月ぶり安値に沈んでいた。この日も午前の取引では、米エネルギー情報局(EIA)の週間統計発表後に値を下げる場面があった。

 米エネルギー情報局(EIA)が午前に公表した週報によると、5月31日までの1週間に米原油在庫は120万バレル増加。市場予想230万バレル減に反して積み増しとなった。また、ガソリン在庫も210万バレル増と、市場予想200万バレル増を小幅に上回った。需給の緩みへの警戒感から、市場は売りで反応。相場は一時73ドル台を割り込んだ。

 しかし、その後は流れが反転。この日発表された米経済指標は、ISMサービス業PMIが前月から上昇した一方、ADP民間就業者数の伸びは予想を下回った。強弱まちまちの結果となったが、このところ低調な雇用関連指標が続いていることから、市場ではFRBが9月にも利下げを開始するとの期待感が持続。緩和方向への政策転換がエネルギー需要を後押しするとの思惑から買いが膨らんだ。また、前日に4ヵ月ぶりの安値を付けており、押し目買いも入りやすかった。

 

 

 

 

 

 日経平均は3日ぶり反発。前日の米ハイテク株の上昇を引き継いで値がさの半導体関連株が買われ、日経平均を押し上げた。株価指数先物への断続的な買いも牽引し、上げ幅は500円を超えて心理的な節目の3万9000円を上回る場面があった。

 

 351円高と堅調にスタートした後も上値を伸ばし、前場序盤に521円高の3万9011円で高値を付けた。前日の米国市場でSOXが4%超高となったことが好感され、半導体関連株が買われた。足元で軟調だったセクターに買いが入るなど、循環物色の動きもみられた。

 一方、3万9000円近辺では上値の重さもみられ、買いが一巡した後は3万8700円台を中心に一進一退の展開が続いた。

 

 日銀の植田和男総裁は参院財政金融委員会で、国債買い入れについて「今後、大規模な金融緩和からの出口を進めていく中で減額することが適当だ」と述べたが、株式市場への影響は限定的だった。

 

 TOPIXも0.33%高と3日ぶり反発。プライム市場の売買代金は4兆2683億円。値上がり601(36%)、値下がり988(59%)、変わらず58銘柄。

 グロース市場250指数は1.71%安と続落。前日の米ハイテク株高を受けて東証プライム市場の半導体関連銘柄に資金が向かい新興株は売られた。上場2日目で指数に寄与しないアストロHDに売買が集まったことも引き続き重荷となった。