NYダウ 38,225 +322.37 ( +0.85% )
  S&P500 5,064 +45.81 ( +0.91% )
  NASDAQ 15,840 +235.48 ( +1.51% )

 

Microsoft (10株) +2.90㌦ +0.73 %  +29㌦  ( +1,302㌦ )
Samsara (140株) +1.57 +4.45 %  +219.8 ( +1,258  )
Adobe (10株) +7.18 +1.53 %  +71.8 ( -185 )
Lennar (30株) +2.74 +1.80 %  +82.2 ( -132  )

 

新規・清算取引なし

 

 

'24. 5. 2 収支 +402.8㌦ ( +2,243㌦ )
'24. 5月間収支 +594.8㌦ 2勝 0敗 勝率 100 %
2024 年間収支 -873.5㌦ 43勝 41敗 勝率 51.1 %

 

 2日のNY株式市場は上昇。前日のFOMC後の記者会見でパウエルFRB議長が利上げの可能性を否定したことが好感されるなか、決算を発表したクアルコムが急伸し、半導体株を牽引。赤字幅が予想を下回ったモデルナも急伸した。

 市場は3日に発表される4月の雇用統計に備えている。

 

 クアルコムは9.74%上昇。前日夕発表の1-3月(第2四半期)決算が市場予想を上回る内容だったことに加え、4-6月(第3四半期)の売上高・利益見通しはいずれもアナリスト予想を超えた。

 モデルナは12.68%上昇。1-3月(第1四半期決算)で、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字が予想ほど膨らまなかった。

 一方、イーベイは3.27%安。1-3月(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回り、総取扱額(GMV)も予想を上回ったが、第2四半期の見通しが予想を下回ったことが嫌気された。競争激化のeコマース市場で存在感を失い続けているのではないかという懸念を強める結果となった。

 料理宅配アプリのドアダッシュは10.32%急落。4-6月(第2四半期)のEBITDA見通しが予想を下回ったことが失望感を誘った。

 

 取引時間終了後にはアップルが1-3月(第2四半期)決算を発表。予想を上回る中国の需要に支えられ、売上高が懸念されていたほど落ち込まなかったほか、4-6月(第3四半期)は増収に戻るとの見通しが示され、時間外取引で上昇した。

 

 

 1-3月(第1四半期)の米労働生産性指数は0.3%上昇と前期3.5%上昇から伸びが減速し、市場予想0.8%上昇を下回った。

 単位労働コストは4.7%上昇と前期0.4%上昇から伸びが加速。市場予想3.6%上昇を上回り、1年ぶりの大幅な伸びを示した。

 労働生産性のデータはかなり変動が大きいが、減速が続けば、インフレとの闘いを続けるFRBにとって新たなハードルとなる。

 2024年1-3月は生産が前期比1.3%上昇。マイナスとなった22年4-6月期以来の低い伸びにとどまった。労働投入量は1%上昇。その結果、時間当たり報酬は5%上昇と、約1年ぶりの大幅な伸びとなった。