NYダウ 38,459 -2.43 ( -0.01% )
 NASDAQ 16,442 +271.84 ( +1.68% )
 日経平均 39,523 +80.92 ( +0.21% )

 

4371 コアコンセプト・T (500株) -48 -2.00 % -24,000 ( -42,500 )
6890 フェローテック HD (400株) +9 +0.30 % +3,600 ( -8,400 )
6030 アドベンチャー (300株) +65 +2.02 % +19,500 ( -171,000 )
9022 東海旅客鉄道 (300株) +9 +0.25 % +2,700 ( -4,800 )
9684 スクウェア・エニックス (200株) +42 +0.77 % +8,400 ( -30,200 )
5136 tripla (900株) -43 -3.35 % -38,700 ( -65,700 )
6630 ヤーマン (1100株) ±0 ±0.00 % ± 0 ( -11,000 )
ガンジスの恵み/投信 (124口) +76 +0.40 % +9,424 ( +1,361,396 )
ドイチェ・インド株式/投信 (84口) -40 -0.13 % -3,360 ( +1,628,760 )

Microsoft (10株) +4.67㌦ +1.10 %  +46.7㌦  ( +1,603㌦ )
Samsara (140株) +0.04 +0.12 %  +5.6 ( +639  )
Adobe (10株) -2.94 -0.60 %  -29.4 ( -108  )
Lennar (30株) +3.03 +1.94 %  +90.9 ( -5  )

 

新規

7342 ウェルスナビ (800株/1,531円) -43円 -34,400円 ( -34,400円 )
4251 恵和 (1500株/1,113円) ±0円 ± 0円 ( ± 0円 )

 

(日本)
'24. 4. 12 収支 -56,836円 ( +2,622,156円 )
'24. 4月間収支 +18,228円 4勝 6敗 勝率 40 %
2024 年間収支 +523,446円 38勝 30敗 勝率 55.8 %
(米国)
'24. 4. 11 収支 +113.8㌦ ( +2,129㌦ )
'24. 4月間収支 -1,481.3㌦ 3勝 6敗 勝率 33.3 %
2024 年間収支 -986.8㌦ 36勝 33敗 勝率 52.1 %

 

 11日のNY株式市場はまちまち。前日は3月消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったことで主要3指数がそろって下落したが、この日は3月生産者物価指数(PPI)の伸びが予想を下回ったことでインフレへの過度な警戒が後退し、ハイテク株を中心に買戻しが優勢となった。

 

 金曜日からは、大手銀行の決算発表を皮切りに決算シーズンが本格化する。12日にはJPモルガン・チェースとウェルズ・ファーゴ、シティグループが発表する。投資家は、底堅い経済の兆候継続と2024年のソフトランディング確認のため、銀行CEOの発言に注目するだろうとの声が聞かれた。

 堅調な経済がS&P500種構成企業の利益を前四半期に続いて押し上げるとみられており、ブルームバーグ・インテリジェンスがまとめたデータによると、S&P500種構成企業の第1四半期の1株利益は前年比3.8%増が見込まれている。業績が予想通りとなれば、依然として割高な相場を少なくとも下支えすることになりそうだ。

 また、ブルームバーグ・インテリジェンスによれば、「マグニフィセント・セブン」と呼ばれるアップル、マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、エヌビディア、メタ・プラットフォームズ、テスラの利益は38%増となったもよう。

 

 この日のアルファベットは2.09%上昇し、時価総額が2兆ドルに接近、アマゾン・ドット・コムは1.67%高でともに上場来高値を更新。アップルは4.33%の大幅高。「Mac」シリーズの刷新を準備しているとの報道が好感された。

 一方、金融株は低調で、モルガン・スタンレーは5.25%急落。同社ウェルス部門を米連邦当局が調査していると、ウォールストリート・ジャーナル紙が報じた。

 また、衣料レンタルのレント・ザ・ランウェイは161.89%急伸。AIを活用して今年の業績を伸ばす方針を示した。

 

 

 3月のPPIは前月比0.2%上昇と前月0.6%上昇から伸びが鈍化し、市場予想0.3%上昇も下回った。前年同月比では2.1%上昇と前月1.6%上昇から伸びが加速、11ヵ月ぶりの大幅な伸びとなったが、市場予想2.2%は下回り、FRBがインフレ目標の基準とする個人消費支出(PCE)価格指数を構成する一部のカテゴリーでは伸びが鈍化した。

 変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比0.2%上昇と市場予想に一致。前年同月比では2.4%上昇と予想は2.3%上昇を上回った。

 サービス価格は3ヵ月連続で上昇し、根強いインフレの主因となっている。ポートフォリオ運用費用は0.5%上昇し、外来医療費は横ばいだった。より広範に見ると、サービス価格は0.3%上昇した。航空運賃の上昇が一因。財の価格は小幅下落した。

 FRBは利下げ時期を検討する中でサービスインフレの低下を待っている。一方、最近の財のデフレ傾向は、原油など商品価格の上昇により滞る危険性がある。原油価格は地政学的な不安や供給懸念から昨年10月以来の高値付近で推移しており、生産・輸送コストの上昇を招き、消費者に波及する恐れがある。エネルギー以外にも、銅価格は2022年半ば以来の高値をつけ、製鉄に使われる鉄鉱石のコストも上昇し始めている。

 

 

 ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は11日、金融政策は現在「好位置」にあり、経済情勢を踏まえると「極めて近い将来に金融政策を調整する明確な必要性はない」と述べた。また、現時点で利上げは想定しておらず、いずれ利下げが必要になるという認識も示した。

 リッチモンド連銀のバーキン総裁も、最新の物価に関する経済指標で、物価圧力が継続的に緩和していくとの十分な確信を得るという点で、FRBが望むところにまだ到達していないことが示されたと述べ、最新の経済指標は経済全体にわたって物価圧力が緩和しつつあるという自分自身の確信を高めるものではなかったと語った。

 

 

 国債利回りは高安まちまち。値動きは総じて限定的。午後に実施された30年債入札では需要が低調だった。2年債利回りは1.4bp低下の4.963%。一時は昨年11月以来初めて5%台に乗せる場面もあった。10年債利回りは4.7bp上昇の4.591%。

 この日発表のPPIの伸びは鈍化したものの、前日発表の3月CPIの結果を受け、市場ではインフレへの懸念が再燃している。

 

 原油先物相場は反落。WTIは1.19ドル(1.38%)安の85.02ドル。イランや親イラン武装勢力によるイスラエル攻撃の可能性が引き続き意識されているものの、前日に示された米原油在庫の増加が相場押し下げ要因となった。

 米エネルギー情報局(EIA)が10日に発表した週間統計で、先週の米原油在庫は584万バレル増加し、昨年7月以来の高水準となった。また、米CPI統計などでインフレの根強さが示され、当局による利下げ開始時期が遅れるとの見方も、このところ原油相場への逆風となっている。

 

 

 

 

 日経平均は小幅に3日ぶり反発。前日の米ハイテク株の上昇を引き継ぎ、東京市場でも買いが優勢だった。海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが断続的に入ったことや、ドル/円が153円台と円安基調が続いたことも主力銘柄への追い風となり、上げ幅は一時300円を超えた。

 一方、買い一巡後は週末を控えて持ち高調整などの売りもみられ、小幅高の水準でのもみ合いとなった。

 

 279円高と堅調にスタートした後、前場序盤に332円高の3万9774円まで上昇。ただ、その後は前日に決算を発表したファーストリテイリングが大幅安で不安定な値動きとなり、日経平均は15円高まで上げ幅を縮める場面もあった。

 チャート上の25日移動平均(前日 3万9707円)が上値抵抗として意識され、戻り待ちや利益確定売りが出た。午後に入ると、週末を控えた持ち高調整の売りも出た。

 

 前日の米PPIの伸び鈍化を受けて米ハイテク株高となった流れから、東京市場でも半導体関連株が買われたほか、前日に長期経営方針を示した三井不動産が急伸し、その他の不動産株も大幅高となった。

 

 TOPIXは0.46%高と続伸。プライム市場の売買代金は4兆5786億円。値上がり931(56%)、値下がり664(40%)、変わらず57銘柄。

 グロース市場250指数は0.68%安と続落。1月18日に付けた年初来安値(685.90)まで1.47ポイントに迫った。米長期金利の上昇を受け、高PERのグロース株は売りが優勢だった。市場では「東証プライムの大型株に海外投資家中心に買いが集まるなか、新興株は敬遠されがち」との指摘があった。

 

 週間ベースでは、日経平均が1.36%高、TOPIXは2.11%高と共に3週ぶり反発。グロース市場250指数は0.53%安と3週続落で終えた。

 

4月12日 業種別騰落率

 

週間 業種別騰落率