NYダウ 38,883 -9.13 ( -0.02% )
 NASDAQ 16,306 +52.68 ( +0.32% )
 日経平均 39,581 -191.32 ( -0.48% )

 

4371 コアコンセプト・T (500株) -21 -0.85 % -10,500 ( +8,000 )
6890 フェローテック HD (400株) -10 -0.33 % -4,000 ( +10,400 )
6030 アドベンチャー (300株) -75 -2.22 % -22,500 ( -163,500 )
9022 東海旅客鉄道 (300株) -36 -0.98 % -10,800 ( -600 )
9684 スクウェア・エニックス (200株) -55 -0.99 % -11,000 ( -31,200 )
2491 バリューコマース (1000株) ±0 ±0.00 % ± 0 ( +11,000 )
6630 ヤーマン (1100株) -3 -0.31 % +3,300 ( -11,000 )
ガンジスの恵み/投信 (124口) +2 +0.01 % +248 ( +1,346,020 )
ドイチェ・インド株式/投信 (84口) +247 +0.78 % +20,748 ( +1,632,204 )

Microsoft (10株) +1.69㌦ +0.40 %  +16.9㌦  ( +1,587㌦ )
Samsara (140株) -0.31 -0.92 %  -43.4 ( +785  )
Adobe (10株) +8.27 +1.71 %  +82.7 ( -25  )
Lennar (30株) +0.98 +0.59 %  +29.4 ( +190  )
Coherent (80株) +0.09 +0.16 %  +7.2 ( -91  )

 

新規

5136 tripla (900株/1,313円) +8円 +7,200円 ( +7,200円 )

 

(日本)
'24. 4. 10 収支 -27,304円 ( +2,808,524円 )
'24. 4月間収支 +185,596円 4勝 4敗 勝率 50 %
2024 年間収支 +690,814円 38勝 28敗 勝率 57.5 %
(米国)
'24. 4. 9 収支 +92.8㌦ ( +2,446㌦ )
'24. 4月間収支 -944.8㌦ 2勝 5敗 勝率 28.5 %
2024 年間収支 -450.3㌦ 35勝 32敗 勝率 52.2 %

 

 9日のNY株式市場は小幅に高安まちまち。翌日の3月消費者物価指数(CPI)の発表をや、第1四半期決算の発表シーズンを控え、上下にもみ合った。

 納税のための換金売りが重しとなった一方、米10年債利回りが小幅に低下したことや、インフレ長期化懸念を強めた原油相場が下落したことは株式相場の支援材料となった。

 

 翌日発表の3月CPIが意識されている。このところ市場予想を上回る経済指標の発表が目立ち、FRB高官からは利下げに慎重な発言が相次いでおり、投資家の間では6月の政策転換を疑問視する向きが強まっている。CPIが予想より上振れすれば、利下げ開始が9月までずれ込むかもしれないとの見方がある。

 

 セントルイス連銀前総裁のジェームズ・ブラード氏は9日、米経済が底堅さを維持し、インフレ率が当局目標に向けて鈍化する状況にあって、年内3回の米利下げが見込まれると語った。

 ブラード氏は、現状ではFOMCとパウエルFRB議長の発言を「額面通り受け止めるべきだ」とし、「現時点で彼らの最も有力な予測は引き続き今年3回の利下げだ。それが基本シナリオだ」と述べた。また、米経済のソフトランディングが視野に入りつつあると発言。FRBがインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)価格指数のうち、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数の伸び鈍化について、当局の政策の「目覚ましい成功」の証拠だと評価した。

 

 国債利回りは低下。翌日のCPI発表を控え、米短期金利先物のブロック取引が過去最大規模となり、米国債相場の上昇を後押しした。また、欧州債利回りの低下にも追随した。市場ではECBが今週予定している理事会で6月の利下げ開始を示唆する可能性があるとみられている。2年債利回りは5.0bp低下の4.743%、10年債利回りは5.6bp低下の4.366%。

 スワップ市場では直近で、年末までに約65bpの利下げが実施されるとの見方が織り込まれた。

 

 原油先物相場は続落。WTIは1.20ドル(1.39%)安の85.23ドル。中東情勢の先行きに不透明感が漂うなか、外交努力が意識された。

 イスラエルはパレスチナ自治区ガザでの停戦に向けた交渉が進展していると指摘。ただ、イスラム組織ハマスはこうした見方を否定。一方、イラン革命防衛隊の幹部はイスラエルとの緊張が高まりつつある中でも、ホルムズ海峡を封鎖することはないと表明した。イランが戦争に直接関与すれば、世界の原油供給に著しい支障を来す可能性がある。

 

 

 

 

 日経平均は3日ぶり反落。前日までの2日間で700円超上昇したことから戻り待ちや、中東情勢に対する警戒感も重荷となった。今晩の米CPI発表を前に持ち高を調整する動きもみられ、売りが広がった。

 

 190円安でスタート。指数寄与度の大きい銘柄の一角が軟調だったほか、主力株も下落。売り一巡後はもみ合う展開が続いたが、大引けにかけて再び下げ幅を広げ、後場終盤に一時262円安の3万9510円まで値下がりした。

 輸送用機器や保険業、医薬品などの下げが目立った。半面、米ハイテク企業が相次いで日本でデータセンターへの設備投資を拡充する見通しから将来的に電力消費が増えるとの思惑が強まり、東京電力など電力株が軒並み上昇した。

 

 イスラエルと対立するイランが原油輸送の要衝であるホルムズ海峡を封鎖する可能性があると伝わったことや、日本時間今夜に3月の米CPIの発表を控え、投資家のリスク回避姿勢が強まった。

 

 植田和男日銀総裁が10日午前、衆院財務金融委員会に出席し今後の金融政策運営について、見通し通りに基調的物価上昇率が上がっていくのであれば「ところどころで金融緩和の度合いを縮小していくということが適切になるという風に考えている」などと発言したが反応は限定的だった。

 

 TOPIXも0.43%安と3日ぶり反落。プライム市場の売買代金は3兆8033億円と1月30日以来の低水準となり、連日で4兆円を下回った。値上がり841(50%)、値下がり754(45%)、変わらず57銘柄。

 グロース市場250指数は0.12%高と小幅に3日続伸。足元で年初来安値圏まで下落していたため、新興株の短期的な戻りに期待した個人投資家の買いが入った。米マイクロソフトが日本国内でデータセンターを拡充すると伝わったのを手掛かりに人工知能(AI)関連銘柄に資金が流入したのも支えとなった。一方、午後には上げ幅を縮めた。米CPIの発表を控え、市場では「FRBの年内の利下げ回数や時期に対する市場参加者の見方が割れており、相対的に株価の下落リスクが高いグロース市場銘柄には持ち高整理の売りが出やすい」との声が聞かれた。