NYダウ 39,807 +47.29 ( +0.12% )
 NASDAQ 16,379 -20.06 ( -0.12% )
 日経平均 40,369 +201.37 ( +0.50% )

 

4371 コアコンセプト・T (400株) -45 -1.73 % -18,000 ( +45,600 )
6890 フェローテック HD (400株) +27 +0.92 % +10,800 ( -12,400 )
2410 キャリアデザインセンター (800株) +29 +1.63 % +23,200 ( +102,400 )
6030 アドベンチャー (300株) -25 -0.68 % -7,500 ( -61,500 )
9058 トランスコム (200株) -40 -0.66 % +8,000 ( -2,000 )
3941 レンゴー (1000株) +17.5 +1.52 % -17,500 ( +5,000 )
2491 バリューコマース (1000株) +18 +1.68 % -18,000 ( -33,000 )
6630 ヤーマン (1100株) +11 +1.11 % -12,100 ( -41,800 )
4849 エン・ジャパン (400株) +46 +1.73 % -18,400 ( +33,600 )
ガンジスの恵み/投信 (124口) +175 +0.95 % +21,700 ( +1,291,088 )
ドイチェ・インド株式/投信 (84口) +27 +0.09 % +2,268 ( +1,552,740 )

Microsoft (10株) -0.71㌦ -0.17 %  -7.1㌦  ( +1,531㌦ )
Samsara (140株) -0.60 -1.56 %  -84 ( +1,394  )
Adobe (10株) +0.20 +0.04 %  +2 ( +94  )
Lennar (30株) +3.48 +2.07 %  +104.4 ( +370  )

 

新規

3436 SUMCO (500株/2,407円) ±0円 ± 0円 ( ± 0円 )

清算

5410 合同製鐵 (200株/5,730円) +20円 +4,000円 ( +10,000円 )

 

(日本)
'24. 3. 29 収支 -21,532円 ( +2,879,728円 )
'24. 3月間収支 -561,814円 10勝 10敗 勝率 50 %
2024 年間収支 +505,218円 34勝 24敗 勝率 58.6 %
(米国)
'24. 3. 28 収支 +15.3㌦ ( +3,391㌦ )
'24. 3月間収支 +977.5㌦ 13勝 6敗 勝率 68.4 %
2024 年間収支 +494.5㌦ 33勝 27敗 勝率 55 %

 

 28日のNY株式市場は小幅に高安まちまち。翌金曜日には個人消費支出(PCE)価格指数とパウエルFRB議長の発言機会があるが、グッドフライデーの祝日のため休場となるなか、月末・四半期末の取引で持ち高調整が主体の展開となった。

 ダウとS&P500は終値ベースでの最高値を更新。S&P500は今年に入って22回目となる最高値更新で、1-3月(第1四半期)の取引を終えた。

 

 週間ベースでは、ダウが0.84%高、S&P500が0.39%高でともに2週続伸。ナスダック総合は0.30%安と反落。

 月間ベースでは、ダウが2.08%高、S&P500が3.10%高、ナスダック総合が1.79%高とそろって5ヵ月続伸。

 年初来(第1四半期)は、ダウが5.62%高、S&P500が10.16%高、ナスダック総合が9.11%高とそろって2四半期続伸となった。

 

 第1四半期は主要株価3指数がいずれも堅調な上昇を見せ、S&P500がAI関連株への期待やFRBが年内に利下げを開始するとの見方を背景に上げを主導した。

 

 

 この日発表の経済指標では、米経済活動を示す主要な2指標である実質国内総生産(GDP)と国内総所得(GDI)が2023年10-12月(第4四半期)にいずれも力強い伸びを示し、経済がなお健全なペースで拡大していることが示唆された。

 実質GDP確報値は、前期比で年率3.4%増加と、改定値の3.2%増から上方修正され、市場予想3.2%増を上回った。前四半期は4.9%増。

 GDPを所得面から捉えた指標となるもう一方の主要指標であるGDIは、4.8%増と2年ぶりの大幅な伸びとなった。

 両指標は理論上、等しいはずだが、ここ数四半期はGDPがGDIを上回る傾向が強まり、双方の間に異例に大きな差が開いていた。この乖離(かいり)を受けて、景気拡大の基調的なペースに疑問が生じていた。

 全米経済研究所(NBER)で景気循環の日付認定に当たる委員会はGDPとGDIの平均値を注視している。同平均値は10-12月に4.1%増と、2年ぶりの高い伸びを示した。

 

 実質個人消費支出はの確報値は、前期比3.3%増と改定値の3.0%から上昇修正され、市場予想3.0%も上回った。個人消費ではヘルスケアや金融サービスへの支出が増加。10-12月は設備投資も改定値から上方修正された。

 FRBが基準にしているインフレ指標、PCE価格指数は前期比年率1.8%上昇。2020年以来の低い伸びとなった。食品とエネルギーを除いたPCEコア価格指数は2.0%上昇。改定値の2.1%上昇から下方修正された。

 調整後ベースの税引き前企業利益は4.1%増と、22年半ば以来の大幅な伸び。利益マージン総額の指標である非金融企業の粗付加価値(GVA)に占める税引き後利益の比率は15.1%と、歴史的な高水準を維持した。

 

 3月のミシガン大学消費者マインド指数(確報値)は79.4と速報値76.5から大きく上方修正され、市場予想76.5も上回った。インフレ鈍化が継続するとの見方と株高が追い風となった。

 1年先のインフレ期待は前月3.0%から2.9%に低下。5-10年先のインフレ期待も前月の2.9%から2.8%に低下。5-10年先のインフレ期待は昨年9月以来の低水準となった。

 ミシガン大の消費者調査ディレクターは発表文で「インフレ期待が大きく低下しただけでなく、インフレを巡る不確実性も著しく緩和された」と指摘。「その結果、インフレは短期的にも長期的にも鈍化し続けるとの見方が広がった」と述べた。

 

 ウォラーFRB理事は、最近の経済データでは年内に予想される利下げを遅らせるか、利下げの回数を減らすことが裏付けられると強調し、金利引き下げを急ぐことはないとの認識を示した。

 最近のインフレ統計には「失望を感じる」と述べるとともに、利下げに踏み切る前に「少なくとも数ヵ月分の良い内容のインフレデータ」を目にしたいと語った。

 

 米金融・債券市場では、午後2時までの短縮取引となるなか、国債利回りは30年債を除き上昇。前日のウォラーFRB理事の発言を消化する展開だった。2年債利回りは5.4bp上昇の4.628%、10年債利回りは1.4bp上昇の4.206%。

 年初来では、2年債利回りが37.8bp上昇、10年債利回りは34.0bp上昇、30年債利回りは33.0bpの上昇となった。

 

 原油先物相場は大きく3日ぶり反発。WTIは1.82ドル(2.24%)高の83.17ドル。週間では2.54ドル(3.15%)高、月間では4.91ドル(6.27%)高、年初来では11.52ドル(16.08%)の大幅高となった。

 この日は安値拾いの買いが優勢となり、終盤までほぼ一本調子で上昇した。グッドフライデーの休場を翌日に控え、ポジション調整目的の買いも入ったもよう。発表された実質GDP確定値が改定値から上方修正され、景気の底堅さが改めて示唆されたことも、エネルギー需要先行きを巡る懸念を幾分和らげた。

 OPECプラスは今月、現行の日量約200万バレルの減産を6月末まで延長することで合意した。またウクライナによるロシア製油所へのドローン攻撃や中東の地政学的緊張、世界的な需要増加にも、原油価格は支えられている。

 

3月28日 セクター別騰落率

 

週間 セクター別騰落率

 

月間 セクター別騰落率

 

年初来 セクター別騰落率

 

 

 

 日経平均は反発。今日は2023年度(23年4月~24年3月)の最終営業日。日経平均は年度ベースで44%(1万2327円)上昇。TOPIXは38%上昇となった。

 この日の日本株は底堅く推移した。プライム市場では8割超の銘柄が値上がりするなど、不動産や建設、非鉄金属など景気敏感株を中心に幅広く買いが入った。

 

 日経平均の1-3月の上昇幅は6905円で、23年4-6月の5147円を上回り、四半期ベースで過去最大。上昇率としても20.63%上昇し、1995年7-9月期の23.39%上昇以来、28年半ぶりの上昇率を記録した。

 今年は、デフレ脱却や企業改革への期待、生成AI人気や米株に比べた割安感など複数の好材料が重なり、バブル景気時に記録した史上最高値を更新し、史上初めて4万円台に乗せた。

 

 今日の日経平均は前日比109円高と小幅高でスタート。寄り付き後も上げ幅を拡大し、しっかりと推移した。今晩は欧州や米国など多くの国が休場となるほか週末を控えて、後場は様子見ムードも広がったが、大引けにかけては再び買いが強まり、一時353円高の4万521円まで上昇。

 29日は米国や欧州の主要市場が休場となるため、「海外投機筋による仕掛け的な売買が日本株に集中し、株価指数先物のショートカバー(買い戻し)も巻き込んで日経平均を押し上げたようだ」との指摘があった。

 

 TOPIXも0.65%高と反発。プライム市場の売買代金は5兆890億円。値上がり1367(82%)、値下がり253(15%)、変わらず32銘柄。

 グロース市場250指数は1.59%高と6日ぶり反発。前日までの続落を受け、自律反発狙いの買いが主力銘柄を中心に入った。日経平均が上昇したことも個人投資家の心理を上向かせた。

 

 週間ベースでは、日経平均が1.27%安、TOPIXは1.59%安、グロース市場250指数が1.16%安とそろって反落。

 月間ベースでは、日経平均が3.07%高、TOPIXは3.47%高とともに3ヵ月続伸。グロース市場250指数は3.36%安と3ヵ月ぶり反落。

 年初来(第1四半期)は、日経平均20.63%高と大幅に2四半期続伸。TOPIXは17.00%高と大幅6四半期続伸。グロース市場250指数は5.67%高と3四半期ぶり反発となった。

 

3月29日 業種別騰落率

 

週間 業種別騰落率

 

月間 業種別騰落率

 

年初来(第1四半期) 業種別騰落率