NYダウ 39,475 -305.47 ( -0.77% )
  S&P500 5,234 -7.35 ( -0.14% )
  NASDAQ 16,428 +26.98 ( +0.16% )

 

Microsoft (10株) -0.63㌦ -0.15 %  -6.3㌦  ( +1,611㌦ )
Samsara (140株) -0.08 -0.22 %  -11.2 ( +1,297  )
Adobe (10株) -11.73 -2.29 %  -117.3 ( +44  )
Lennar (30株) +1.24 +0.75 %  +37.2 ( +208  )

 

新規・清算取引なし

 

 

'24. 3. 22 収支 -97.6㌦ ( +3,259㌦ )
'24. 3月間収支 +748.3㌦ 10勝 5敗 勝率 66.6 %
2024 年間収支 +265.3㌦ 30勝 26敗 勝率 53.5 %

 

 22日のNY株式市場は高安まちまち。景気敏感株や消費関連株を中心に持ち高調整が優勢。ナイキや、ルルレモン・アスレティカが決算発表を受けて大幅安となり、指数を押し下げた。

 この日は経済指標の発表がなく、トレーダーの注目は米金融当局者の発言に向かったが、FRBのイベントであいさつに立ったパウエル議長に金融政策に関する言及はなかった。

 

 週末を控え、相場は比較的落ち着いたムードに包まれたが、注目度の高かった19-20日のFOMCを前にした1週間では、米国株から巨額の資金が流出していた。
 バンク・オブ・アメリカがEPFRグローバルを引用したリポートによると、20日までの1週間に米国株ファンドから約220億ドル(約3兆3300億円)が流出。流出額は2022年12月以降で最大だった。

 

 週間ベースでは、ダウが1.97%高と4週ぶりに反発し、昨年12月以来の上昇率を記録。S&P500は2.29%高、ナスダック総合も2.85%高とともに3週ぶりの反発となった。

 

 

 スポーツ用品大手のナイキが6.90%安。前日、コスト削減を進めるなか、2025年度上期の売上高は1桁台前半の減少率になるとの見通しを示した。

 スポーツ衣料品大手ルルレモン・アスレティカは15.80%安。通年の業績見通しが市場予測を下回ったことが嫌気された。

 物流大手フェデックスは7.35%高。前日発表の四半期決算が市場予想を上回った。

 デジタル・ワールド・アクイジション・コープ(DWAC)は13.71%安。DWACの株主は前日、トランプ前米大統領のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」を運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)との合併を承認した。

 

 

 バーFRB副議長(銀行監督担当)は、銀行の資本規制強化案に大幅な修正が加えられる可能性が高いとの認識を示した。昨年7月に公表された資本規制強化案を巡っては、大手金融機関の経営首脳から批判が相次いでいた。

 

 国債利回りは低下。予想を上回るインフレ統計が直近で発表されたにもかかわらず、FRBが6月に利下げを開始するとの見方が再び強まった。CMEフェドウオッチによると、6月に利下げする確率は前日の70.5%から75.5%に上昇した。

 2年債利回りは4.7bp低下の4.591%、10年債利回りは6.9bp低下の4.202%。

 

 原油先物相場は3日続落。WTIは0.44ドル(0.54%)安の80.63ドル。週間では0.41ドル(0.51%)安で反落となった。世界の石油市場では需給逼迫の兆候が出ているものの、ドル高が商品に対する投資意欲を抑えた。

 ロシアの製油所はウクライナの無人機に攻撃され、稼働率が数ヵ月ぶりの水準に低下。石油製品の供給に圧力が強まっている。米国の制裁措置に伴い、インドの製油会社は全て、ロシアの海運会社ソフコムフロートのタンカーが輸送する同国産原油の受け入れを拒否し、需給をさらに逼迫させている。
 しかしここ数日は、原油相場の上昇傾向にドル高が水を差す形になっている。ドル高は米国外の買い手にとって商品を割高にする。FOMCが年内の利下げ観測を補強したものの、スイス中銀による予想外の利下げや中国人民元の軟調を受けて、ドル指数は1月以来の好調な1週間を終えた。

 

 世界の石油需要は予想を上回る勢いとみられ、エネルギー業界最大規模のイベント「CERAウィーク」では強気なムードが漂う。米在庫減少とOPECプラスの減産、ウクライナ無人機によるロシア製油所攻撃の影響で、今年の原油相場はこれまで上昇傾向にある。
 しかし、OPECプラス以外の産油国による生産急増と、最大の原油輸入国である中国の経済見通しが不透明なことが、原油価格の上昇を限定している。
 中東情勢に目を向けると、イスラエルは米国などの反対を押し切ってパレスチナ自治区ガザ南部のラファに侵攻する意向だと閣僚が述べた。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は中国とロシアに対し、両国の船舶は紅海とアデン湾を安全に航行できると通知した。

3月22日 セクター別騰落率

 

週間 セクター別騰落率