NYダウ 39,512 +401.37 ( +1.03% )
 NASDAQ 16,369 +202.62 ( +1.25% )
 日経平均 40,815 +812.06 ( +2.03% )

 

4371 コアコンセプト・T (400株) -10 -0.37 % -4,000 ( +96,000 )
6890 フェローテック HD (400株) +103 +3.57 % +41,200 ( -800 )
2410 キャリアデザインセンター (800株) +12 +0.69 % +9,600 ( +63,200 )
5410 合同製鐵 (200株) +220 +3.76 % +44,000 ( +78,000 )
9058 トランスコム (200株) +30 +0.50 % -6,000 ( -12,000 )
3941 レンゴー (1000株) +17.5 +1.48 % -17,500 ( -22,500 )
2491 バリューコマース (1000株) +6 +0.56 % -6,000 ( -29,000 )
ガンジスの恵み/投信 (124口) +14 +0.08 % +1,736 ( +1,212,720 )
ドイチェ・インド株式/投信 (84口) +24 +0.08 % +2,016 ( +1,521,996 )

Microsoft (10株) +3.82㌦ +0.91 %  +38.2㌦  ( +1,576㌦ )
Samsara (140株) -0.80 -2.17 %  -112 ( +1,143  )
Adobe (10株) -2.05 -0.39 %  -20.5 ( +240  )

 

新規

6030 アドベンチャー (300株/3,845円) +5円 +1,500円 ( +1,500円 )

Lennar (30株/159.63㌦) +4.01㌦ +120.3㌦ ( +120㌦ )

清算

6619 ダブル・スコープ (2000株/539円) +19円 +38,000円 ( -98,000円 )
7013 IHI (300株/3,690円) +60円 +18,000円 ( +282,000円 )
6425 ユニバーサル E (600株/1,943円) +61円 -36,600円 ( -36,000円 )

 

(日本)
'24. 3. 21 収支 +85,952円 ( +3,057,116円 )
'24. 3月間収支 -542,426円 7勝 7敗 勝率 50 %
2024 年間収支 +524,606円 31勝 21敗 勝率 59.6 %
(米国)
'24. 3. 20 収支 +26㌦ ( +3,080㌦ )
'24. 3月間収支 +667.2㌦ 9勝 4敗 勝率 69.2 %
2024 年間収支 +184.2㌦ 29勝 25敗 勝率 53.7 %

 

 20日のNY株式市場は3日続伸し、主要3指数がそろって終値ベースの最高値を更新。FOMCでは政策金利を5.25-5.5%に据え置いた。従来の年内3回の利下げ見通しが維持されたことで、主力の景気敏感株を中心に買い安心感が広がった。

 

 

 FOMCは3月19-20日に開催した定例会合で、主要政策金利を据え置くことを決定。決定は全会一致。金利据え置きは5会合連続となる。フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジは5.25-5.5%。2020年3月以来となる利下げに今年踏み切る方針に変わりがないことを示唆したが、FOMC参加者の予測中央値によれば、25年の利下げ回数については3回と、昨年12月時点での4回から減少した。

 

 パウエルFRB議長は会合後の記者会見で、5月ないし6月のFOMCで政策金利を引き下げるのかとの質問に対し、直接的な回答は避け、初回利下げは「年内のある時点」になる可能性が高いという従来の発言を繰り返した。

 インフレの上振れを示す最近のデータについては特に重大視しない姿勢を示し、「我々がその確信に達し利下げが実施されるという認識を、大半の人が抱いている可能性はなお高い」と述べた。

 パウエル議長はまた、データは利下げ開始に対するFOMCの慎重なアプローチを裏付けているとし、インフレが目標の2%に向かっていることを示すより多くの証拠を当局者らは目にしたいと考えていると加えた。

 今回の声明は1月とほぼ同内容で、「委員会はインフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信を強めるまで、誘導目標レンジの引き下げが適切になるとはみていない」とのガイダンスを維持した。

 

 声明はバランスシートに関して、毎月最大950億ドル(約14兆4000億円)の縮小を継続する方針を改めて示した。FOMCは今回の会合でのバランスシートに関する議論を予定していた。ダラス連銀のローガン総裁など一部当局者は、圧縮のペース減速がいずれ必要になるとの見解を示している。

 パウエル議長は記者会見で、バランスシートについては縮小ペースを「かなり早期」に減速させるのが適切だろうと述べた。また、議長は「ランオフ(償還に伴う保有証券減少)のペースを減速させるという判断はバランスシートの縮小を意味しないが、より漸進的に最終的な水準へ近づくことが可能になる」と指摘。「特にランオフのペース減速で円滑な移行が確実になり、短期金融市場がストレスを抱える可能性が低下する」と述べた。

 FOMCは2022年3月からFF金利の誘導目標を5ポイント以上引き上げてきたが、当局者らはこれまで、インフレの抑制を確信するまで利下げを急がない考えを強調している。

 

 FOMC参加者の予測中央値ではFF金利が24年末までに4.6%に達するとされているが、参加者の個々の予想は割れている。ドットプロット(金利予測分布図)では、年内に0.25ポイントの利下げが3回実施されると10人が予想した一方、2回以下と予想した当局者も9人いた。

 

 

 今回の予測ではまた、長期における金利水準の予想が若干上向きに修正され、中央値は2.6%と、従来の2.5%から引き上げられた。

 また24年のインフレと経済成長に関する予測にも変化が見られた。基調的インフレ率については2.6%と従来予想2.4%から引き上げ、成長率についても2.1%と従来予測1.4%から引き上げられた。24年の失業率については4.0%と、従来予測4.1%から若干引き下げられた。

 

 

 国債利回りは短期債が大きく低下。FOMCで年内3回の利下げ予測が据え置かれたため、根強いインフレを背景に当局が金融緩和策を見直すのではないかとの事前の懸念が後退した。2年債利回りは8.3bp低下の4.604%、10年債利回りは1.6bp低下の4.277%。

 市場では、1月と2月のインフレ指標が予想を上回ったことを受けて、FRBが年内利下げ予想を2回に減らす可能性があるとの見方も出ていた。

 

 原油先物相場は3日ぶり反落。WTIは1.79ドル(2.14%)安の81.68ドル。前日に4ヵ月半ぶりの高値を付けた反動から利益確定の売りが広がった。

 市場では、原油は最近の上昇で、買われ過ぎの領域に押し上げられ、アルゴリズム取引ではロングポジションが最大限に達していたことから、自動取引での買いという追い風が弱まるなか、原油のモメンタムは下方向に転じる可能性があるとの指摘があった。

 

 

 

 

 日経平均は大幅に3日続伸。4日に付けた4万109円を上回り、およそ2週間ぶりに最高値を更新した。日本が祝日だった19-20日の米株上昇の流れを引き継ぎ、主力の値嵩株に買いが入った。日米中銀の金融政策決定会合が無難に通過した安心感も支えとなり、投資家の運用リスクをとる動きが強まった。

 

 507円高でスタートし、寄り付きから史上最高値を更新。その後も上げ幅を拡大し、大引け前には819円高の4万823円まで上昇。前日の米株高を背景に、東京エレクトロンなど半導体関連株やソフトバンクグループなど大型株を軸に幅広く買われた。
 日銀会合を通過したことによる出尽くし感に加え、FOMCで年内3回の利下げ見通しが維持され、過度な警戒感が後退。ドル/円が19日の大引け時点より円安で推移したことや、時間外取引の米株先物がしっかりだったことが投資家心理を支えた。

 米半導体メモリーのマイクロン・テクノロジーが市場予想を上回る第3四半期売上高見通しを示し、時間外取引で20%近く急騰したことも半導体株の買いを誘った。
 相場全体では物色の傾向がはっきりしないとの受け止めは多く、イベント通過に伴うポジションの巻き戻しが中心との見方もあった。

 

 TOPIXは1.64%高と大きく5日続伸し、昨年来高値を更新。1990年1月以来およそ34年2ヵ月ぶりの高値をつけた。プライム市場の売買代金は5兆9014億円。値上がり1121(67%)、値下がり484(29%)、変わらず51銘柄。

 グロース市場250指数は1.30%高と3日続伸。日経平均が急伸、過去最高値を更新し、投資家心理が一段と上向くなか、新興株にも買いが波及した。